曖昧さ回避
以下は、尾田栄一郎による漫画作品『ONEPIECE』に登場する軍人について説明する。
プロフィール
本名 | Tボーン |
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CV | 西村知道 |
肩書き | 王国騎士→海軍本部大佐→少将(2年後) |
所属船 | 海軍船 |
異名 | 船斬りTボーン |
出身地 | 偉大なる航路 |
年齢 | 51歳→53歳 |
誕生日 | 9月10日 |
身長 | 200cm |
星座 | おとめ座 |
血液型 | X型 |
好物 | 優しい味の精進料理 |
趣味 | 人助け |
モットー | 一日百善 |
剣の名前 | バンブー |
概要
世界の均衡を司る三大勢力の一つ『海軍』に所属する少将の1人。
人物
下官はセーラー服、上官はスーツ(尉官から正義の文字入り純白コートまたはマント支給)と比較的軽装を旨とする海軍にあって、西洋兜に肘丈のスケイルメイル、さらに割腹防止の和胴と太い荒縄から成る重装に身を包む生粋の武人。
骨ばった痩躯と相まった異様な風貌から醸し出される陰鬱な雰囲気とは裏腹に、上下の別無く他者の幸福を第一に行動する『自己犠牲の正義』の実践者。虫に刺されてわずかの出血をした部下があると見ると、海軍から支給された大切なマントを引き裂いて止血の包帯代わりに用いるなど、一日百善を信念として掲げる度外視の善人。
部下として付き従う一般兵は例に漏れずその外見に薄気味悪さを覚える一方、「力を持たない人々に安心の日々をもたらしたい」とする熱い胸の内を知るがために深い尊敬の念を寄せている。後述のように「曲がったこと」を許せず融通が利かない部分もあるが、そこも含めて部下から愛されている。
能力
海王類を簡単に切り刻むほどの優れた剣技を持ち、この腕を以って一太刀で巨大船をも梨割りにする様子からウォーターセブンの船大工たちに『船斬り』の異名で恐れられている。
- 直角閃光 “ボーン空割(ソワール)”
- 直角飛鳥 “ボーン大鳥(オオドリー)
性格
海軍本部付の高官としては無益な殺生を好まない穏健派に位置し、平時には部下に対しても敬語を使って優しく諭す紳士的な一面を覗かせるが、いざ事に当たれば武人としての矜持を貫いて敢然と悪に立ち向かう心の持ち主。
また、生来の性格からかどうあっても曲がったことが我慢ならず、自身の背丈とほぼ同等のバスタードソード(海軍ではサーベルや刀の愛用者が多く両刃剣は珍しい部類に属する)はおろか直線・直角を描く太刀筋にすら色濃く反映されている。
「今日も平和で… 世界が優しくあります様に!!!」
「どれ程の民間人の血が!!!涙が流れるというのか!!!」
「この不平等な浮世にも差しのべられる正義はあると!!!」
「示すのだ!!! たとえこの荒波にこの手が!!足が!!!もがれようとも!!!」
「罪なき市民の明日は必ず私が守る!!!!」
活躍
過去
かつては某王国で騎士の任にあったが思う所あって海軍の門を叩き、当時の海軍大将にして練兵教官であったゼファーの下で厳しい訓練に耐えながら徐々に頭角を現す。
現在は将官の地位に最も近い大佐として多くの部下を抱え、自らの信念と海軍が掲げる正義に従って「世界の平和」「民衆の幸せ」のために海賊討伐に奔走する。
海列車
エニエス・ロビー行き海列車の一件で、同じく剣の道に生きるロロノア・ゾロと対峙。お互いの奥義を繰り出して技で一歩秀でたゾロに敗北を喫するも、決して退かない胆力と己の正義を貫き通す揺るぎない心を顕わにし、当時のゾロをして「こいつは強い」と言わしめた。
頂上戦争
2度目の登場であるマリンフォード頂上戦争では、わずか2コマに小さく姿が描かれただけであるため戦績の詳細は不明。
Z
二年後では少将に昇格し、劇場版アニメ第12作目『ONEPIECE FILM Z』に登場。恩師ゼファーが率いる過激組織『NEO海軍』の対策会議関係者の1人として出席した。
世界会議
世界会議に参加するため各国の王族が聖地マリージョアに集まる中、サカズキから「麦わらの一味およびトラファルガー・ローを捕縛するまで一切の海軍施設への立ち入りは許さない」と厳命を受けたはずの『藤虎』ことイッショウが姿を現した。
この一件を耳にしたサカズキはイッショウを追い返さなかったTボーンに憤慨するも、「ここ(マリージョア)に軍の敷居は無い=海軍の権威が及ぶ所ではない」というイッショウの筋目を通した反論(Tボーン曰く「完璧なる"理論武装"」)で追い返すことが出来ず、その旨をそのままサカズキに報告したことでさらに怒りを買う羽目になった。
関連タグ
ONEPIECE 海軍
サカズキ イッショウ ゼファー
ハンニャバル:同じく「力を持たない市民を守る」という正義心の持ち主