「海賊は楽しいぜェ」
「さあ話は終わりだ 飲もう!!」
「いやっほォ!!!野郎共ォ!!!戦闘だァ~~~!!!!」
概要
ずんぐりとした巨大な体型が特徴的で、緑と白のストライプ模様の服装と赤いレンズのゴーグルを身に着けている。また現在は黄色いマントを羽織っている。
いつでも骨つき肉を離さない大食らいで、海賊団のムードメーカー的存在でもある。海賊団での役職はコック。
プロフィール
本名 | ラッキー・ルウ |
---|---|
年齢 | 33歳→35歳 |
身長 | 241cm |
懸賞金 | 不明 |
所属 | 赤髪海賊団コック |
所属船 | レッド・フォース号 |
覇気 | 武装色 |
出身地 | 南の海 |
誕生日 | 7月6日(ラッキーセブン、ルゥ←6) |
星座 | うお座 |
血液型 | F型 |
好物 | 鳥の骨付き肉(ダイエットしているつもり) |
初登場 | 単行本1巻 第1話『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』 |
CV | 土門仁 |
人物
容姿
ベックマンやヤソップと異なり、現在の容姿は過去とあまり変わっていないものの、身長は1話の時点では199cmのシャンクスより頭1つ程小さかったが、現在はシャンクスより40cm以上高い241cmと設定されている。これは1話の頃まだ設定が固まっていなかったのか、はたまた大食らいが影響し成長し続けたかは不明だが、アニメで新規作画で一話の回想シーンを放送する際はシャンクスより大きく描かれる場面もある。
性格
陽気な性格で、シャンクスの事は「お頭」と呼びタメ口。口角がほぼ常に上を向いており、驚いた時や焦った時も笑みを浮かべた様な表情になる。登場する度に右手に骨付き肉を持っており、それを食している。
この様な明るいイメージの一方で、敵に対しては容赦がなく、シャンクスにヒグマの部下が銃を向けて脅した際は躊躇なく射殺した。人を殺しながら笑みを浮かべ肉を貪る姿は海賊としての残忍さを窺わせた。
赤髪海賊団の中では好戦的なタイプで、戦闘の気配を感じると一番に反応し、宴でも始めるかのようにテンションを上げる。
実力も高く、海軍からはベン・ベックマン・ヤソップなど同じ幹部達と共に高額な懸賞金が懸けられており、赤髪海賊団は四皇で最もバランスがいい鉄壁の海賊団と評されている。
一方で女性が苦手な一面があり、赤髪海賊団に女性クルーがいないのはシャンクスがルウをそれを配慮したかららしい。同じ海賊団の副船長や主人公の率いる一味のコックとは対照的である。
また、意外と子供の扱いもあまり得意ではないようで、泣き止まない子供への対処として「じゃあハリ倒すか」のとんでもない意見を出した場面がある(即刻ベックマンから横っ面にヤクザキックの壮絶なツッコミを受けた)。
戦闘能力
愛用の武器はマスケット銃。上述のように敵対者に対しては一切容赦が無く、明らかな隙を見せれば問答無用に射殺する。
武装色の覇気も体得しており、覇気を纏いつつ転がりながら敵を薙ぎ倒す豪快な肉弾戦も得意。
また、設定によると自らの巨体で体当たりする攻撃も行う模様。ただしこれは映画でしか披露されていない。
海外ドラマ版ONEPIECEでは手にした骨付き肉を鈍器の感覚で敵に殴りつける。
活躍
本作の第1話でルフィの憧れの海賊団の1人として登場。
ヒグマがマキノの酒場に乗り込んで来て、シャンクスがビール瓶で殴られた際には爆笑していたが、その後はヒグマ一味と対立しシャンクスがヒグマの部下に銃を突き付けられた際には即座に射殺し、それを阻止した。
以降は、シリーズの節目で何度か出てくるものの、目立った活躍は現状無い。ただ、登場シーンの多くでルフィに対して反応しており、シャンクスに「会わないのか」と問うなどルフィと赤髪海賊団の絆を感じさせている。
マリンフォード頂上戦争では海賊団総出で戦場に乗り込み、戦争を終結に導いた。
アニメで赤髪海賊団と黒ひげ海賊団の幹部同士が対立するカットインの演出が流れた際に、ルウはLEVEL6の脱獄囚「大酒のバスコ・ショット」と対立している。
終戦後は仲間達と共に白ひげとエースの墓を訪れ、そこでも相変わらず骨付き肉を食していた。
尚、シャンクスの懸賞金が明らかになった際、ルウ達幹部も高い懸賞金アベレージを誇ると紹介されている。
余談
骨付き肉
ラッキー・ルウは日常的に新鮮な骨つき肉を食べているが、実はこれは海賊の括りで見ればとても贅沢な食事なのである。劇中ではなんでもかんでも揃っているサウザンドサニー号で感覚が麻痺しがちだが、大航海時代辺りがモデルであるのを考えると、ONEPIECE界の船に冷蔵庫などはむしろ無い船の方が多い可能性が高く、肉を食べたい場合は船旅で腐敗してしまうリスクを避けるため、一度塩漬けにしないとまともに食糧に出来なかった。この時代、胡椒はそれが原因で国家間で戦争にさえ発展するほど重宝されていたのは有名な話だが、食糧にする分の肉の保存に欠かせない事情もあってのものだったのだ。
また、人間以外の種族でも、ましてや年齢的に成長期でも無いだろうに肉を食べるだけで身長が数年で40cm伸びるのも、よくよく考えればおかしな話である。
読み切り
読切『ROMANCE DAWN』には敵海賊「三日月のギャリー」の手下として登場し、あっけなくルフィに叩きのめされる。
名前
名前の由来は恐らくアメリカの軽巡洋艦セントルイスの異名である「ラッキー・ルー」であると思われる。真珠湾攻撃にて被害を受けなかったことから幸運の渾名を授かった。またその名前の由来からか公式でも「ルウ」と「ルー」で表記揺れが見られる。
裏切り疑惑
極一部の読者から「ルウはシャンクスを裏切り、黒ひげ海賊団に就くのではないか?」と睨まれている。
その理由として「1076話でルウがブルーベリーを食べているから」と挙げている。
シャンクスファンならば分かっての通り、ブルーベリーはシャンクスの嫌いな食べ物である。お頭が嫌いと明言している食物を当人の目の前かつ遠慮もなく貪っているルウの姿は、事情を知っている者からすれば違和感しかないだろうし、上記の通りシャンクスはルウの苦手(女性)を考慮して団の運営をしているのもあり、違和感を通り越して明確な不敬行為である。
しかも、ブルーベリーの花言葉には「裏切り」もあり、尚更そのように見えてしまう。
尚、黒ひげ海賊団に就く理由としては、彼の不自然な巨体化に加え、ルウのポジションが黒ひげ海賊団メンバーにいないコックだからというのが挙げられている。
ただ、後にコミックス版でルウの食していたブルーベリーと思われしき果物の色が変更されて、更にアニメ版ではカラーになったことで赤色であることが判明。
これによりルウの裏切り疑惑の確信が薄れた。
関連タグ
ベン・ベックマン ヤソップ ホンゴウ ボンク・パンチ モンスター ビルディング・スネイク ライムジュース ロックスター ウタ