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概要

四皇赤髪のシャンクスを船長とする赤髪海賊団の幹部格にして音楽家。

12年前にはフーシャ村に滞在しており、ルフィとも交流がある古株の一人である。同じく古株で幹部のモンスターとはコンビの仲。

プロフィール

本名ボンク・パンチ
年齢不明
身長不明
懸賞金不明
所属赤髪海賊団音楽家
所属船レッド・フォース号
覇気不明
出身地不明
誕生日不明
星座不明
血液型不明
好物不明
初登場単行本1巻 第1話『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』
CV中村浩太郎

人物

容姿

目元の隈とスキンヘッドが特徴的な人物。

そういった特徴は昔からのものでラッキー・ルウ等と同じく幹部の中では外見上の変化があまりない方だが、12年の歳月を経たことで表情も身体もだいぶ厳つくはなった。また、顔から首にかけて12年前にはなかった傷跡が残っている。

服装も船乗りといった印象が残るものからREDではより海賊らしく色があせたジャケットと何かの模様がついたズボンに変わっている。

性格

頂上戦争で現れた際モンスターを肩に乗せて口元を引っ張られていたり、アニメ版ではラッキー・ルウと殴り合いをする等といった豪快にして快活な部分か感じられる。

特技

詳細は不明だが、モンスターと一緒に音楽家コンビと呼ばれている。

しかしこれは後述する彼らの戦闘スタイルによるところも大きいのかもしれない。

戦闘能力

相棒のモンスターと共に戦う彼の戦闘スタイルは「力をためて強い奴に一撃」といったシンプルなもの。彼が力をためている間はモンスターが時間を稼ぎザコを倒す。

そんな彼はもちろん「怪力」であるらしく、設定にはその記述が見られる。また「カウンターパンチ」なんてことも出来るとのこと(そちらも力をためる必要がある)

関連タグ

ONEPIECE 音楽家

シャンクス 赤髪海賊団

モンスター

ウタ:彼女も赤髪海賊団の音楽家

ウルージエリザベロー2世:同じく力をためての反撃を戦法としている。

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    赤髪海賊団の大幹部が、3人の関係について語る話。ヤソップ視点。デフォルト名はシオンです。 シャンクスとベックマン、紅一点の3人は今回出てきません。
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    ※Notカップリング小説 ※口調など捏造過多、怪我等の多少のグロ表現注意。 ホンゴウさんが自分の持ち場で奮闘する話。赤髪さんちだけではありませんが、仲間たちが生きるために必要な役回りを背負った船員たちがいて、それぞれが持ち場で活躍してるのはとてもカッコいいなと思います。 ※腐向け表現はありませんが、同じ工場で腐向けを生産しています。ご留意ください。 表紙はこちらのサイト様(https://sscard.monokakitools.net/index.html)から画像をお借り致しました。
  • ここだけずっと一緒にいる世界線

    医者のサガ

    赤髪海賊団の船医が麦わらの一味の音楽家さんの物珍しさに触診させてもらう話。 特に中身はなくそのままです。相変わらずふたつの海賊団は一緒にいます。
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    パンチさんに連れられて

     ――私を助けてくれたのは紛れもなくパンチさんだった。  波の音、人の話し声、感情、動物の鳴き声――  パンチさん達赤髪海賊団に出会うまで私が今まで"色"で名前をつけていたものはたくさんある"音"だった。  胸やお尻は同年代と同じように膨らまず、代わりに身長だけがそこらへんの男の人よりも高く伸びた。私を物心着く前から育て、働かせてくれた店主はそんな私に罵詈雑言を浴びせた。 『この穀潰し』『ボンクラ』『腑抜け』『お前なんて勝手に死んじまえ!!』  悲しかった、死ねるものなら死にたかった。  同年代の子達は毎晩酒屋に訪れた海賊に買われ、店主にも可愛い可愛いと重宝されていた。なのに特に出っ張りのない身長だけが高い私に対し店主は呆れ、しまいには暴言だけではなく手を上げるようになった。    ――なんのために生きてるのだろう  1度だけ本当に死んでしまおうとまだ朝日も登っていない町とは反対側にある海海岸に逃げ出した。あたりはまだ暗く誰もいない――やっと解放される……  波の音が段々と大きくなってきた時、脚で何かを蹴飛ばした。それが鍵盤ハーモニカだった。  周りも中も砂と海水でベタベタだった、それでもこれが何かも分からず口先らしい部分を咥え、息を吹き込み鍵盤を弾いた。まだ日は昇っておらず真っ暗で人気がない海岸に1音解き放つだけで明るくなった気がした―― --- 「○○!!」  肩にモンスターを乗せ、快活そうな笑みと声を浮かべながらパンチさんは私の元に来た。作曲途中の楽譜を見れば「まーた楽しそうな曲だけど演奏の難しそうな曲だな!!」と楽譜を見ながら笑った。 「嫌でしたか?」 「んな訳ねぇだろ!! お前の作る曲はあの酒屋で出会った時から俺は好きだよ」 「キキっ!」  鍵盤ハーモニカを拾った日、朝日が昇っても私は弾いていた。"ここで青が、続けて速く弾けば晴れた日の星の輝く夜のような色味になる"、私は夢中で弾いた。怒った店主に海岸にいることがバレ大層叱られたがそれまで何も出来なかった私に特技が出来たことにより、以来酒場では盛り上げるためにこの鍵盤ハーモニカを奏でていた。  ――それから暫くして出会ったのがパンチさん含む赤髪海賊団の皆だった。鍵盤ハーモニカで演奏をし終えれば大拍手が起きた。その中で一際大きな拍手を送ってくれたのがパンチさんとモンくんで少しして彼等は明日の夕方まで私を買った。   『えっと…初めまして○○です』  このスキンヘッドの男はゲテモノ喰いなのかという不安と同時に男との体格差や町で噂されるほど怖い海賊団なのかと恐怖をしつつぎこちない笑みを男にした。今思えばパンチさんは私が怯えていることに気付いていたのだろうが『おう!俺はボンクパンチって言うんだ、パンチって呼んでくれ!!で、こっちがモンスター!!』と肩にいたモンスターくんを紹介してくれた。 『いいから○○も楽しめ!!なっ?』  パンチさんとモンスターくんは私を席に付かせ酒や食事を分けてくれた。食べながらパンチさんは『いつから弾いてんだ?』『いい曲だったよな、作曲も自分でか?』『鍵盤ハーモニカ年季入ってんなぁ!!』など聞いたり世の中には私の手の中にある鍵盤ハーモニカ以外にも沢山楽器があるのだとモンスターくんと一緒に楽しそうに教えてくれ、私も初めの恐怖や不安なんてパンチさんの話を聞き応えていたら消えていった。   『なぁ!!楽器他のも見てぇだろ?着いてきてくれ!』 『ウキキッ!』  ちらほらと宿へと消えていく男女や浴びるほど酒を飲み床で潰れてしまった海賊さんが出てきた頃、とびっきりの笑顔で手を繋がれ私達3人は店から出て沖へと出た。お昼に噂されていた船は見たこともない立派な海賊船で思わず立ち止まってしまった。私の先を歩くパンチさんとモンスターくんにとって普段通りなのだろう、楽しげに立派な海賊船へと足を進め、立ち止まっていた私を見て「びっくりするぞ〜!!」とニッ!!と笑った。後ろにいた私の元に引き返しモンスターくんも肩から降り私の背中と脚を押した。押し進められひとつのドアの前まで案内される。 『開けてみろ』  "安心していい"というようにパンチさんは快活そうにずっと笑いかけてくれる。足元に目線をやればモンスターくんもパンチさん同様笑っていた。  いざ目の前のドアを開くとそこには黒い大きなケースがたくさん置かれていた。目を奪われていると『ここにあるのは俺とモンスターの楽器だからよ!!好きなように触ってくれ』そういうパンチさんとモンスターさんは楽器を手に取り"色"を作った。2人が演奏する度に聞いたこともない"色"が"曲"が溢れる。私も触りたい、出してみたい、作りたい、思いが溢れ触ってみると鍵盤ハーモニカとは違う色が溢れ出た。夢中で楽器に触れた。"これはなんだ"、"こっちは何楽器というのか"、"何処の島の楽器なのか"……質問ばかりする私にパンチさんもモンスターくんも嬉しそうに、楽しそうに教えてくれた。  時間というのはあっという間で船に案内された時には月が綺麗に光っていたのに気付けば日は高く登っていた。 『…………帰らなきゃ』  こんなに楽しい時間はきっと二度と来ないのだろうと思うと泣けてきた。実際私を買ってここに連れてきてくれたパンチさんやモンスターくんの前で泣くことはないが帰ることを考えると胸の奥に鉛でも入れたのかと思うほど重く感じた。 『…夢ってあるか?』  私の呟きに対して全く違うことをパンチさんは私に問いかけた。反復するように聞き返すとパンチさんは冒険に出た話をし始めた。この船に乗ったのはお頭さんからの誘いがあったことや元々演奏するのが好きだったこと、けれどこの船に乗るまでは見た目のせいもありモンスターくんと2人で暮らしていたこと……色々話してくれた。 『俺はまだ聞いた事のない曲や楽器に触れてみたいんだ』  キラキラとして見えた。あぁなんて素敵な夢なんだ…と。ここにある楽器全てが昨日初めて見たというのにもっと…世界にはあるというのかと、それが夢なんだと。 『もし――』  "羨ましい"、"私も触れたい"、"私も――"  口から出かけた言葉を1つ、2つと飲み込んだ。昨日出会ったばかりの人にこんな頼み事きっと叶わないと。それでも奥歯を噛み締めて今も出かけそうな言葉を飲み込む。 『同じような夢を○○が持ってるなら俺たちと海に出ようぜ――』  言いたかった言葉をパンチさんが口にした。  海に出れば、海賊になれば数時間後には死ぬかもしれない。それでもパンチさんたちは夢を叶えるために冒険をしているのだと――  パンチさんの誘いの続きを聞いても答えは変わらなかった。 『海に出たいです…っ!!私も世界中にある楽器を奏でてみたいです!!』  それからはあっという間だった。私たちが部屋で演奏している間に帰ってきていたお頭達に"船に乗せて欲しい"と言えばお頭さんは一言"いいぞ"と軽く言った。拍子抜けになっている私に対しお頭は"これでより一層楽しく酒が呑めるなぁベック!!"と言ってくれ、ベックと言われていた男に『忘れ物はねぇのか?」と聞かれたが『ないです!!』と答えた。 パンチさんと目が合えば親指を立てて嬉しそうにしてくれていた。
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    野生育ちの子供と大幹部②

    前回書けなかった人たちと。 設定としては原作スタートの二年前くらい(ルフィ15歳くらい)の感じで書いていますが、手元に原作がないもので細かいとこ詰めてません。 ぼんやりとそんくらいの時期か〜って感覚で読んで頂ければ幸いです! ウタのこと話します!無理な方はスキップしながらお帰りください。 ↓↓おまけ(野生児のターン)↓↓ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ この船のヒトたちはみんな大きくて、顔を見ようとすると首が痛い。だけどお話するときはしゃがんでくれたりおヒザにのせてくれたり、やさしいの。 アオよりずっとずっと大きくてゴツゴツってかたい手が頭をなでてくれるし、ダッコもしてくれる。あそんでくれるし、いっしょにごはんも食べる。 アオのしてほしかったこと、たくさんしてくれるの。 かかみたいにフワフワしてないけど、ぎゅってされるとあったかくて、かかとおんなじ音がする。 いっぱいうれしくて、おなかのなかがポカポカする。 お酒もタバコもごはんの匂いもするけど、みんなみーんな海の匂い。アオのすきな匂い。 アオもやさしくしたい。守りたい。大事にしたい。 だいすきって、人間はどうやってつたえるのかな。 わかんないから、かかのまねっこ。今日もみんなにお顔ぐりぐり。 生きてる音が聞こえる場所に、だいすきだよってぐりぐりするの。
  • ここだけずっと一緒にいる世界線

    歌に愛された少女

    麦ズと赤ズの音楽家さんと歌姫のお話。 映画軸後のお話です。映画での結末を見るに同じ音楽家だったぱんちさんはかなりしんどかったのではないか……と考えた末の捏造の産物です。
  • ここだけずっと一緒にいる世界線

    セッション

    麦ズと赤ズの音楽家さんたちが街で音楽団の演奏に混ざる話(やまもおちもなし)

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