概要
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で将官である「中将」に属している。
三国志時代の中国の軍師や儒学者を思わせる風貌をしている。
アニメオリジナルのキャラクターで原作には登場しない。
プロフィール
本名 | コーメイ |
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通り名 | 白羽のコーメイ |
肩書き | 中将(海軍戦略戦術研究開発本部 特別作戦参謀) |
標語 | 知略による正義 |
悪魔の実 | 無し |
出身地 | 不明 |
主な部下 | ドウジャク、カンショウ |
CV | 市川猿之助 |
性格
幼少期に海賊により故郷を蹂躙される惨劇を経験したことから海賊全般を強く憎んでおり、海賊殲滅への執念はサカズキに負けずとも劣らない。ただ、サカズキのように『悪は悉く皆殺し』思想ではなく、生け捕りを目指しあれこれと策を巡らし、処断は法律による処刑を基本としている。これは、非力な一般人でも頭脳を武器にすれば、海賊を打ち負かせる事実を世間に知らしめるためである。以上のように、根底にあるのは一般人の平穏であり、海兵としては非常に優秀な人物である。
戦闘能力
中将であるため覇気を習得しており、武器としては軍配を使用している。本人が武装色の覇気を発動すると紫色のオーラを纏い、覇気を流し込んだ軍配は武装硬化により、伸び縮みして剣や扇に変化する。剣では剣術を振るい、紫色の斬撃を放つ(斬撃を放つ描写は分かりにくい)。扇では周辺の複数の石の塔と外輪の山を、まとめて粉砕する程の強風を引き起こす。また、一騎打ちではバズーカ砲も駆使している。
本人は島の地形の構造を利用して海水の滝を形成させ、盆地を海に変えた。しかし、ルフィとフォクシーの活躍により、コーメイの考えた最終戦略は失敗に終わっている。
ルフィとの一騎打ちでは通常時の状態のルフィと渡り合う技量を見せた。しかし、“ゴムゴムの火拳銃”によってあっさりと倒されてしまい、大地に多数の地割れが生じる程の速度で打ち落とされ、地面に叩きつけられて敗北した。実際に、ルフィは海水に浸かっていたりしていたため、ルフィ自身が本来の実力を発揮できていたのかも疑問が残る。
ただし、上記の戦果の根幹的な原因は、コーメイ本人が頭脳派の海兵だからである。今でこそ特に武装色の覇気を使いこなす武闘派の面も持ち合わせているが、配属当初はガープにその体の細さを心配される程であった。
活躍
アニメスペシャル『アドベンチャー オブ ネブランディア』に登場した。登場当初はフォクシーの部下として登場したが、それは『麦わらの一味捕縛作戦』の一環である。そのため、目的が終わるとあっさり海賊団から離脱し、偶然一緒に捕えてしまったフォクシー海賊団の幹部2人ごと一味のロロノア・ゾロ、サンジを捕縛し本拠地ネブランディアに連行した。そして、連行時にわざと居場所を一味に匂わせネブランディアに引き寄せ、本格的な捕縛作戦を同地で決行した。最終的に敗れはしたが、一味を壊滅寸前まで追い詰めるのに成功した数少ない海兵の将校である。