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概要編集

名称はモルガン・ル・フェファタ・モルガーナとも。(蜃気楼を指す言葉でもある)


マーリンの生涯』において、アヴァロンを統治する9姉妹の長女として登場。カムランの戦いの傷を癒すためにアーサー王をアヴァロンに連れていったとされる。


しかし後々の物語では邪な魔女として登場するようになる。

トマス・マロリーの『アーサー王の死』ではアーサーの暗殺を目論んだり、エクスカリバーの鞘を盗む、ランスロットへの誘惑など敵・悪者の役割が与えられている(ちなみに、同作は円卓の騎士が300人も居るなど独特な描写も多い)。


アイルランドの戦いの女神モーリアン(モリグナ)と同一視されるほか、ウェールズの伝承に登場するアンヌヴン(魔法の大釜があるとされる異界)の王女モドロンとも同一視される。


物語によってはモルゴースやニムエといった他の女性(魔女/妖精)と統一されることも。


どの作品にも共通する点として、アーサー王をアヴァロンへと連れて行く役割自体は変わらなかった。

関連人物編集

アーサー王:異父弟

モルゴース:姉妹。同一人物となることも

ガーロットのエレインランスロットに求愛したエレインとは別人):姉妹

イグレイン:母

ゴルロイス:父


ユリエンスロット:夫

ユーウェイン:息子

モードレッドモルドレッド)、ガウェインアグラヴェインガヘリスガレス:モルゴースと統一される場合息子となり、アーサーとの関係も含めよく関連付けられる。その内ガウェイン〜ガレスまでの四人は同父兄弟である。


アコロン:愛人。他にも恋人とされる騎士や、彼女に支配された騎士が登場する

ギオマール:かつてモルガンの恋人だったが、グィネヴィアの支持のため二人の仲は引き裂かれたとされる。モルガンがアーサーやグィネヴィアと敵対する原因として挙げられ、その名前はアヴァロンの支配者ギンガマルス(やはりモルガンの愛人)からきていると考えられている。

オベロン:妖精の王。彼女とジュリアス・シーザーとの間に生まれた子とする話もある。


ランスロット/グィネヴィア:二人の敵役としてしばしば活躍。

マーリン:恋人・魔法の師とされる。

ヴィヴィアン:湖の乙女。アーサーに味方する魔法使いとして対比されるほか、役割が統一されることもある。


関連タグ編集

アーサー王伝説

モリグナ モーリアン


モルガン(Fate)

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