ヴォーティガーン
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ゔぉーてぃがーん
ヴォーティガーン(ヴォーティガン)とはアーサー王伝説の登場人物。
ブリテン王コンスタンティン2世またはその息子コンスタンスを殺害し、王位を簒奪した人物。
ピクト人に対抗するためにブリテン島にサクソン人を招くがこれが後にサクソン人の侵攻のきっかけとなる。
その後、生き残ったコンスタンティン2世の子供(コンスタンスの兄弟)であるアンブロシウス・アウレリアヌスとユーサー・ペンドラゴンが軍勢を率い攻めてきたことから城を立ててそこに立て籠もることにした。ところが毎晩城は崩れてしまい、いつまでたっても完成しない。ヴォーティガーンは魔術師に占わせたところ父親のいない子供の血を土台に塗る必要があると出た。そこで連れてこられたのがマーリンという少年だった。しかしマーリンは魔術師達を非難し、城が崩れる原因は地下の池で2頭の竜が争うためであると言った。
ヴォーティガーンが地面を掘らせてみるとマーリンの言った通り、池があり赤い竜と白い竜の2頭が眠っていた。やがて2頭の竜は戦いだし、最終的には白い竜が勝利した(赤い竜が勝利するパターンもある)。マーリンによると赤い竜はブリテン、白い竜はサクソン人の化身であり、サクソン人によってブリテンは荒廃するが、コーンウォールの猪によって勝利に導かれるだろうと予言した。
ヴォーティガーンは完成した城に立て籠もるが、最終的にアンブロシウスとユーサーに倒された。
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