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ユーウェイン

ゆーうぇいん

ユーウェインとはアーサー王伝説に登場する円卓の騎士
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名称は
英語ではユーウェイン(Ywain,Uwain)/仏語ではイヴァン(Yvain)/独語ではイーヴェイン(Iwein)等。
モデルとなっているのはウェールズの伝説に登場するレゲド(Rheged,現在のイングランド・カンブリア州)の王ウリエンの息子オウァイン(Owain mab Urien)とされる。

概要

円卓の騎士の一人。
家族構成は作品により異なるが、基本的にモデルとなったオウァインと同じくウリエン王を父とする。
またアーサー王の姉であるモルガン・ル・フェを母とすることが多い。そのためユーウェインはアーサー王の甥、ガウェインの従兄弟とされる(血縁設定は彼の母をモルガン・ル・フェとする前からある可能性も)。
ウリエン王が自身の執事の妻との間に設けたとされる異母兄弟、私生児のユーウェインも存在する。

古くはタリエシンの歌やウェールズ三題歌、ブリタニア列王史にも登場する。
フランスで書かれたクレチアン・ド・トロワの『イヴァン、または獅子の騎士』で主人公として登場。
決闘で殺してしまった騎士の妻であるロディーヌに恋をしてしまった彼は、ロディーヌにアタックを仕掛けるも夫の仇であるユーウェインを受け入れるはずもなくフラれてしまう。彼女の妹が説得に入った事でようやく結婚する事が出来たが、ガウェイン卿と共に冒険に出発する事になった。ロディーヌは条件として『必ず1年以内に帰ってくる』事を約束させたが、彼は約束を違えてしまい、ロディーヌからは拒絶されてしまう。彼はショックから放浪の身となる。
そんな中、彼はドラゴンと戦い苦戦しているライオンに遭遇し、彼に加勢した所、大変懐かれて以降は行動を共にするようになったとされる。この為、彼は『獅子の騎士』という称号で呼ばれるようになり、ロディーヌとも縒りを戻す事が出来たのだった。
近年の創作物でもしばしばライオンを連れている。

また、ライオンの他に三百羽のカラスを引き連れており、父方の祖父から譲り受けたとされる。このカラスは人間と戦えるぐらいには強く、作品によっては三百本の剣「ケンヴェルヒン」を受け継いだとも。
ユーウェインとは直接の関係があるとは言い難いが、今日ではカラスライオンイギリスのシンボルとされる動物となっており、特にカラスはユーウェインの主君であるアーサー王の化身とされる。

なお、チェコの伝説の王ブルンツヴィークは旅の途中でドラゴンに苦しめられているライオンを助けて、お供としたというユーウェイン卿の伝説に酷似した逸話を持つ。何気に伝説の剣を持ってチェコの危機に駆けつけるというアーサー王じみた伝説まで持っているが、関連性は不明である。

創作作品では

本人は未登場で円卓の騎士のメンバーには数えられていないようだが、水着獅子王の設定からどうやら存在はする模様。

乖離性ミリオンアーサーにて☆2の騎士として登場。
原典とは異なり、女体化されている。

  • 刻のイシュタリア
「聖騎士ユーウェイン」として登場しており、ライオンを引き連れている点は原典と同じ。
ただし、こちらでは女性となっている。

  • 英雄戦姫
女体化されて登場。原典では彼女の武器だったケンヴェルヒンをベイリンが使用している。(英雄戦姫では本来は別の騎士の武器を高名な武具を持たない騎士が使用するのはよくある事である。)

関連人物

アーサー王:叔父・主君
ガウェインとその兄弟姉妹:従兄弟。ガウェインとは親友とされる
ウリエン:父親。史実からの長い付き合い
モルガン・ル・フェ:母親。魔女。アヴァロンの仙女。ウェールズの伝承ではユーウェイン(オウァイン)の母は異界アンヌヴンの王女モドロンとされる。
私生児のユーウェイン:異母兄弟。聖杯探求の際ガウェインと戦い死亡することで有名。この他にもユーウェインという名前のキャラクターは多く、混合されたり統合されたりする。
イドラス:息子。母親は不明

カログレナント(またはコルグリヴァンス):従兄弟。ウェールズ三題歌では彼に相当する人物がユーウェインの双子の妹(Morvudd)を愛していたとの記述がある。
キンヴァルフ:父方の祖父で、烏軍団の持ち主だった人物。

>獅子の騎士関係
ローディーヌ:妻。泉の貴婦人
リュネット:ローディーヌの侍女。ユーウェインをとても慕っている。

関連タグ

アーサー王物語 アーサー王伝説 円卓の騎士

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