曖昧さ回避
- ラモラック卿(Sir Lamorak)はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人。本項で解説。
- 『ディバインゲート』に登場するキャラクター。
- 『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター → ラモラック(グラブル)。
概要
アーサー王伝説の登場人物で、円卓の騎士。
ペリノア王の息子で、兄弟にはトー卿、アグロヴァル卿、パーシヴァル卿がいる。
円卓の中でもトップクラスの戦闘力を持ち、ランスロット、トリスタンに次いで三番目に強いとされる。その強さの割に前述の二人ほど話題に上がる事は少なく、アロンダイトやフェイルノートのような、名のある武器を使用した逸話もない。なお、トリスタンとは仲が悪く、ラモラックの体調を気遣い槍試合を棄権した事が本人とっては侮辱と感じたからである。しかし、紆余曲折の後に二人は和解し、友人となったという。ランスロットに対しても同じような諍いを起こした末に和解している。コイツいっつもケンカと仲直り繰り返してんな
この他にもモルゴースとの恋愛などが伝わっている。
最期はサールースで開催された槍試合に出場し、優勝した帰りにガウェイン卿、アグラヴェイン卿、ガヘリス卿、モードレッド卿の四人によって討伐された。どこまでも槍に縁のある円卓の騎士だったというわけである。(ちなみに討伐された理由に関してはモルゴース関連のトラブルとされる。円卓の騎士で女性絡みのトラブルというと大概ロクな目にあってないような…)
創作作品では
バトルスピリッツ
闇騎士ラモラックとして登場。闇騎士の中で唯一不死を持たない。姿形はヘラジカに似ており、槍に関する逸話が残る原典とは異なり、剣を武器としている。
Fateシリーズ
同じ円卓の騎士が数名登場するが、彼は未登場。
ディバインゲート
メイン画像の人物。アーサーの12人の側近「ナイツ・オブ・ラウンド」に属する少女で、本名はオリナ。トンファー型ドライバ「モルゴース」を所有する。光属性。
とある孤島の出身で、島を訪れたアーサーとの手合わせの末に類い稀な武術の腕を買われ、ナイツオブラウンドに参席する。
世界が混沌を極めていく中、旅の途中だったミドリと出会い、タイマンの末に熱い友情を結ぶ。