概要
円卓の騎士に数えられながら、身分は王様でアーサー王とは同格、非常に武勇に優れた王であったとされてある。
「唸る獣」を追い求める騎士として初登場するが、結局獣は見つけられず、愛馬は死んでしまう。彼は通りかかった騎士(実は彼こそアーサー王)の馬を奪って冒険を再開し、野営をしながら出会った騎士に決闘を挑んでは打ち負かした。その中に円卓の騎士であるグリフレット卿がおり、仇討ちを兼ねて今度はアーサー王直々に彼と槍試合をする事となった。しかし、経験豊富なペリノアはアーサー王も打ち負かしてしまう。
負けを認めようとしないアーサー王はエクスカリバー(またはカリバーン)を引き抜いてペリノアを討ち取ろうとしたが、ペリノアの兜に当たって砕けてしまう。隙を見たペリノアは一撃を見舞って2度もアーサー王に勝利した。無敵の強さを誇る聖剣がいとも容易く壊れてしまったのは大義の為ではなく、私欲の為に剣を抜いた為である。
そこへマーリンが現れてアーサー王の素性を明かすと、ペリノアはこれまでに働いて非礼を詫び、優れた武勇を買われて円卓の騎士に迎え入れられた。
アーサー王とロット王の闘争ではアーサー王陣営に付いて、ロット王を打ち取った。ロット王はガウェイン卿らをはじめとする円卓の騎士のメンバーの実父であった為、彼の恨みを勝った末に暗殺されてしまう。
ちなみに複数人の女性との間に子供を作っており、円卓の騎士のメンバーのうち、パーシヴァル、トー、ラモラック、アグロヴァルの4人は彼の息子である。他にもダーナーという子供がいる
しかし、この女癖の悪さが災いし、自分の知らない間に生まれていた実娘エレインを(ニミュエを救う為に急いでいたとは言え)見殺しにした事が原因で「自分の窮地には誰も助けに来ない」という呪いを掛けられてしまった。
創作作品では
ペリノー名義で登場。
Fate世界では外部顧問監督官を務めていた事がガウェインの口から語られている。
FGOではA.D.1273のエルサレムに召喚されていたが、獅子王に付く騎士と獅子王を止める騎士の二勢力に分裂した際に戦死したとされている。
また、息子の一人とされるパーシヴァルが二部から実装しているが、言及がないため親子関係は不明。
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