ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アヴァロン

あゔぁろん

アーサー王伝説においてアーサー王が傷を癒したとされる伝説上の島。またはそれを元にした作品などの名前。もしくは英語圏の苗字。
目次 [非表示]

誘導分岐編集

  1. 2001年に公開された押井守監督の映画名。→アヴァロン(映画)
  2. ニンテンドーDS用のゲーム。→アヴァロンコード
  3. ゲーム『Fate/stay night』に登場するエクスカリバーの鞘の銘。→全て遠き理想郷(アヴァロン)」
  4. ゲーム『アルカナハート』シリーズの登場人物。→ミルドレッド・アヴァロンアンジェリア・アヴァロン
  5. アニメ『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するフォース名称。→AVALON
  6. 特撮番組『仮面ライダーセイバー』に登場する地名。→アヴァロン(仮面ライダーセイバー)

伝説の楽土「アヴァロン」編集

アーサー王伝説に登場する伝説の島。


ブリテン島のキリスト教伝承においては、イエス・キリストと従者でのちにイエスの遺体を引き取ったアリマタヤのヨセフが到来し、この地にブリテン島最初の教会を設立したとされる。

なおアリマタヤのヨセフは、聖杯伝説において円卓の騎士ガラハッドの遠縁にあたり、彼の血で赤い十字を施した「白い盾」はガラハッドの象徴となっている。


しかし最も知られるのは、やはりアーサー王伝説の最終幕で語られる島の概要だろう。

美しくリンゴの多く生ることで知られ、九姉妹の妖精によって統治された永久の楽土とされる。

「アヴァロン」の語源も、ケルト語でリンゴを意味する【abal】に由来すると考えられている。

アーサー王はカムランの戦いでモードレッド卿から受けた断末魔の一撃で致命傷を負い、「泉の貴婦人」たちの妖精三姉妹と共に、アヴァロンへと舟で旅立つことになる。

アーサー王はアヴァロンで眠りについたとも、遠い未来に必要とされる時まで永い養生をしているとも云われる。


現在、アヴァロンに該当するのはイングランド南西部のグラストンベリーが一般論とされている。

しかしアリマタヤのヨセフとは結びつきは強くとも、グラストンベリーの教会から発見されたアーサー王の墓碑の製造年代とアーサー王伝説が成立したAD.5~6世紀からはずれており、昨今では眉唾物と断ずる研究者も少なくない。

その他の候補地として、フランス・ブルターニュ地方沿岸にある「リル・ダヴァル」もしくは「ダヴァル」という島、イングランド最北の村「ブラフ・バイ・サンズ」、イングランド最西端のコンウォール地方沿岸にある潮間島(引き潮の時に徒歩で渡れる島)「セント・マイケルズ・マウント」が挙げられる。



関連タグ編集

アーサー王伝説 アーサー王

理想郷 楽園 冥府

関連記事

親記事

アーサー王 あーさーおう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 912834

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました