アタっちゃん
あたっちゃん
海軍の写真部部長で、賞金首の手配書に載せる写真を撮るのが主な仕事。本名はアタッチ。シャッターを切るときに「ファイア!!」と叫ぶクセがあり、そのせいなのか「炎のアタっちゃん」の異名を持つ。
数多の海賊たちの顔写真を時には隠し撮り、時には巧みに丸め込んで撮らせてもらったりする手腕は確かなのだが、非常にドジで詰めが甘く、サンジの手配書が似顔絵になってしまったのは、彼がカメラのキャップをつけたままだったせいである。
失態を繰り返して海軍をクビになったあと、世界経済新聞社に再就職。モルガンズの部下として活躍していた。
実は政府の諜報機関サイファーポールのエージェントで、「アタっちゃん」は潜入のために変装していた姿。
大金の小切手を持参した上でモルガンズに銃を突き付け情報操作を指示するが、自身の矜持を貫くと決めたモルガンズに殴り倒されてしまった。
サイファーポールのエージェントがアタっちゃん本人に変装して成りすましていたのか、最初からアタっちゃん自身がサイファーポールのエージェントで変装してカメラマンとして海軍及びモルガンズに紛れ込んでいたのか、今のところは不明。カメラのキャップを外し忘れる間抜けがサイファーポールであるはずがないという指摘もあるが、なにぶんサイファーポールの最高峰と言われていたCP9にすら間抜けな前例は結構いるので……。
また、別の視点として後に写真撮影を失敗された人物の出自が判明したことにより、敢えて写真撮影を失敗したことにし、手配書に写真でなく似顔絵を載せさせたのではないかとする意見もある。現に、後に手配書が本人の写真に更新されたことを起点として、厄介な事が起きた上に後々まで後を引き、CP-0まで介入することになるという大事件を引き起こしている。
SBSで取り上げるか、本編で明かされるか、それしか手段はないが、気長に真相を待とう。