モンキー・D・ルフィ「これから何が起こっても左腕のこれが」
「仲間の印だ」
概要
『ONEPIECE』に登場する麦わらの一味とネフェルタリ・ビビの絆の証である。
経緯・詳細
きっかけはアラバスタ王国への到着より少し前。触れたことのある人間に自在に変身できるマネマネの実の能力者でバロックワークスの一員であるMr.2ボン・クレーと互いの素性を知らないまま遭遇した一味は、彼が一味の誰かに化けて不意打ちを仕掛けてくることを危惧し対策を練ることになった。そこでゾロが提案したのがこの印である。
仕組みは単純で、あらかじめ左腕に×印を描き、その上に包帯を巻いて隠すというもの。仲間が怪しいと感じたら本人確認を求め、疑われた者は包帯を外して×印を見せて本物だと証明する。このときの『包帯を外す』という行動がミソ。
この目論見は成功し、ウソップに成りすましたMr.2は包帯が巻かれた腕だけを見せたため、ビビは即座に逃走を選ぶことができた。
そしてアラバスタ篇終盤で王女の道を選んだビビと別れる際、海軍に彼女との関りを隠蔽するために、ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーの6人が背中を向けながら無言で出した仲間の印のシーンはワンピースを代表する名シーンの一つである。
※以降、1130話のネタバレを含む。
世界経済新聞に、ルフィがある姿で写真に載っていたが、その左腕に×印のマークが描かれており、写真がブレているのにマークは鮮明に映っている事などをロビンが気にしていた。
ちなみにこの時、ルフィからチョッパーまでのメンバーは別の場所に飛ばされており、まだこの新聞を見ていない。
現時点でこれが仲間の印と同一かは不明だが、反応を見る限り、アラバスタ編終了後に仲間になったロビン、フランキー、ブルック、ジンベエは、仲間の印の事は聞かされていない様子である。
備考
アラバスタ篇終盤のワンシーンはカップヌードルのCM「HUNGRY DAYS ワンピース ビビ篇」でも再現された。こちらではリストバンドに×印を描いている。
『逃走中』とのコラボレーションでも再現された。