「……どんな乱暴な不審者だろうとも恐るるに足らナイ!!!」「なぜならこの車両には……」
「おれがいるジャナイ!!!」
概要
ほんの数ページの間に大量に突っ込み所をばら撒いたがサンジに一撃でやられた。
プロフィール
本名 | ジェリー |
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年齢 | 44歳→46歳 |
身長 | 676cm |
所属 | CP6諜報部員 |
出身地 | 南の海 カラテの島 |
誕生日 | 2月22日 |
星座 | うお座 |
血液型 | XF型 |
好物 | 巻き寿司、トルネードポテト |
初登場 | 単行本38巻 第362話『引き潮』 |
CV | 楠見尚己 |
人物
容姿
7m近い長身なので、普通に立とうとしたら腰から上が海列車の天井に着く。なので丁度直角になるような姿勢で乗っていた。
まだ中年世代ながら髪も顎髭も白いが生き生きとしているためか顔つきはさほど更けていない。
性格
空手の盛んな島のボクシングチャンピオンというよくわからない経歴を誇りに思っており自分から堂々と話したりする。
また大雑把なようで仲間の者たちを気にすることなく自身の技を放ったこともあった。
実力には自信があるのか、どんな乱暴者でも恐れるに足らないと豪語している(かなりの体たらくなためほとんど過信)
戦闘力
基礎戦闘力
基本的にはリーチを生かした一方的な攻撃を得意としている模様。一話だけの登場にもかかわらず複数の技を持っている。
技
- ジェリ~オーロラフリッカージャブ
相手の頭上から『ゴムゴムの銃乱打』よろしく一方的に無数の拳を撃ちおろす技。
これが本当にフリッカージャブとは言えるかは判断が分かれるところ。普通は左右どちらかで打つのをジャブと呼ぶ(構え方や利き腕次第で変わるのでどちらかは選手次第)。
- ヨガ・スタイル
尻を地面に付けた状態で足を頭の裏で組んで拳をその後ろから出すジェリー流ヨガの構え。
組んだ脚が肩より前に来ているため、拳を繰り出せる範囲が極端に狭まるという何のために採用したのか判らない戦法。「リーチ短くなったぞ!!!」との突っ込みをサンジから受ける。
しかもボクシングは足の裏以外の部分が地面に着くとダウン判定であり、そのまま10秒経過で判定敗けとなる。
ちなみに作者公認のポータルサイト『ONE PIECE.com』のキャラクター図鑑において彼はこのポーズで掲載されている。
- スクリュ―――――ドロップキック
回転を加えた名前そのまんまのドロップキック。
ヨガ・スタイルで相手を油断させたところから放つ技だが、ヨガの姿勢からこの技を持ってくるのは骨が折れそう。ボクシングでこれをやったらもちろん反則。
律儀に「もうボクシングルール無視かお前!!」と突っ込んでいたサンジだが、直後には呆れたように「付き合いきれねェ」と"串焼き"でKOした。ちなみに一撃で沈めたサンジに対し、ジェリーはただの一発も当たってない。
余談
謎
- どうやって乗ったのか、なぜそこまでして乗ったのか
海列車のドアも窓もこいつより小さく、折りたたもうが横になろうが入れそうにない。余程体が柔軟か、関節外しみたいな芸当ができるのだろうか?
というかそこまでしてコイツが乗ることになったのが何故かも不明。
- 「自称」チャンピオン?
「カラテが盛んな島である故に競技人口がコイツ一人だからボクシングチャンピオン名乗ってるだけなのでは?」という疑惑が生まれている。実際、後に本職のボクサーとして登場したイデオとは比べるまでもない。
更にそのイデオの登場でこの世界にも階級制度があることが判明し、大半の選手とまともに競えないだろうその体格、というかルール自体ガン無視したレベルの暴挙が多々披露されているので、自称チャンピオン疑惑はますます深まっている。
- そもそも
なんでこんな目立つ奴が諜報員やれてるのか、重要参考人(というか極悪犯)であるロビンを護送する任務に充てられたのか、それ以前にあんな巨体でなぜわざわざ海列車に乗ってたのか。
まあサイファーポールには他にも目立つ奴らがいることはいるし、「オーロラフリッカージャブ」で巻き添えを食らったエージェント達が軒並みダウンしている事からも、並大抵の相手なら余裕でKOする程度の腕っぷしはあるのだろう。
戦闘がヘッポコでも諜報活動のスキル自体は高い、という可能性もあるにはあるし……(戦闘向きではないが、スキルはメチャクチャ有能というヤツ自体はちらほらいる)
スピンオフ出演
『ワンピースパーティー』で再登場した際には柔道が盛んな島で修業し、卓球のチャンピオンになって帰ってきたが、結果はお察しの通りであった。
なぜ彼はその島で盛んなスポーツではなく無関係な競技を極めようとするのだろう?
関連タグ
マッハ・バイス…中の人繋がり。コイツも「だイーン」と特徴的な口癖がある。