「それがしが考えるにラフテルというのは~……」菜美(やべえ)(やべえぞこいつ)(話せば話すほどやべえ)(名前に嘘って普通入れる?)
概要
『恋するワンピース(略称:恋ピ)』のメインキャラクター。「嘘風」と書いて「ウソップ」と読む。
性別 | 男性 |
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一人称 | それがし |
年齢 | 16才 |
身長 | 212cm |
体重 | 不明 |
W7のアイツに似た角ばった体格と、真四角な顔に眼鏡をかけた簡素なギャグ漫画らしい顔を持ち、常に丁寧語で話す。
人物
ワンピースの重度のファンで、ことあるごとにワンピースの魅力を(多少強引な手段も含めて)人々に伝えようとしており、日常生活のあらゆる事柄をワンピースに結びつけようとする。海賊王や菜美と出会ったことで、「海賊部」を(勝手に)立ち上げた。ワンピースの知識は豊富で原作外の部分にも及んでいるが、作者の尾田栄一郎の素顔は知らない模様。中間試験の成績は学年1位らしい(本人談)。
……と、これだけで済めばまだちょっとヤベー奴程度で済むのだが、その素性は万物をワンピースに繋げるその行動に加えて、並の科学者も裸足で逃げ出すレベルの天才的かつ天災的な技術を持ち合わせ、ワンピースに関連してさえいればどんな悪役の外道の所業だろうとその力を駆使して躊躇なく(そして微塵も悪意なく)完全再現するトンデモ野郎。
爆弾制作や火炎放射器、食べた人を一瞬で眠らせる爆睡星、人体模型を改造したブルックは序の口で、仲間を見つけたと判断すれば時にターゲットを捕まえて脳改造や記憶操作を施し、製作した方舟マクシムや暴走海列車ロケットマン号で街を破壊しまくったことも(一応壊していい建物だけ破壊し犠牲者も出ないよう最大限配慮したと本人は語っているが……)。
更には殺戮兵器「シノクニ」を生徒に向かって放ち、「鳥カゴ」で生徒を殺し合いに向けるなど菜美からは「生命を仰ぐ心が全くない」と言われている。
コイツのせいでこの作品のメイン舞台である上澄高校の校舎は
- 焼かれる
- 巨大な蟹に突っ込まれる
- 氷で押し潰される
- 水圧で内側から破壊される
など何度も全壊の憂き目を見ることに。
一方で、本家ワンピースのように彼らの行動によって結果的にゲストキャラが救い出されることに繋がったケースもしばしば存在する。
自作のタバスコ星のショックで記憶喪失になった際はワンピース以外の記憶を一切忘却し、山本によってもう1回食べさせられた際は本物のウソップの口調になり、更にもう1回食べさせられるとなぜかウソップの父・ヤソップの口調になった。その後25回もタバスコ星を食べさせられて元に戻っている。
ウソップ警備団
眼鏡をかけた3人の男性。コードネ-ムはもちろん「ピーマン」「にんじん」「たまねぎ」。
ポケットの部分にUの字が書かれたスーツを着用している。ウソップの子分(?)として活動しており、嘘風の指示に忠実に行動しているが、詳しい関係性は不明。
当初は本家同様「ウソップ海賊団」という組織名で活動していたが28話で菜美のツッコミを受けて解散、「ウソップ警備団」に改名した。短期間でミカンの木や猪を調達したり、改造した掃除機の威力で破壊された菜美の家や何度も全壊させられた上澄高校校舎を極短時間で修理するなどの活躍を見せた。37話では先述の街破壊と関連して政府と何らかのコネクションを持つ事が示唆されている。
余談
作中では最早様々な方面から「人類の敵」「人を慮った悪意」「天災」として扱われ、読者からも「絶対本家新世界でもやっていけるだろ」と評されている。恋する単行本第一巻発売キャンペーンのプレゼント色紙で共演した本家ウソップだが、彼もコイツのやらかしを知ったらツッコむ気力すら失せて唯々ドン引きするであろう。
事実、ジャンプ+の公式企画「ヤバい奴ら甲子園2019」にエントリーされた際には全264万票中197万票を獲得し、ぶっちぎりの優勝を果たしている。
更にコイツがSBSを勝手に始める本家公募タイトルカットを描いて送る猛者も現れ、97巻でまさかの採用。これには今作作者の伊原大貴も反応している。