概要
五大湖地域とカナダ南東部の森林に生息するタイリクオオカミの亜種。
現存するオオカミ及びイヌ科の中で最も身体が大きい種類でもある。
肉食性で、主にオジロジカやアカシカ(ワピチ)、ヘラジカ、アメリカバイソン、そしてアメリカビーバー等を獲物とする。
過去には家畜を襲う害獣として駆除されたり、生息地となる森林が減少した事により、カナダでは保護活動が進められている。
前途の通りタイリクオオカミの亜種とされているが、近年では研究が進んだ事によりタイリクオオカミとはまた異なる独立した種類であるとの見方が強まってきている。
ちなみに日本の動物園で観られるのは、大抵この亜種のオオカミでもある。