概要
世界に数本しかないが、何があろうと決して倒れないといわれる最強の大樹。ロジャー海賊団のオーロ・ジャクソン号や麦わらの一味のサウザンドサニー号はこれで造られている。またサニー号の倉庫には修理用として予備のアダム材が備蓄されている。
フランキーによれば、宝樹アダムは「ある戦争を繰り返す島」にあり、たとえその島で戦争が起きようが、街が滅び、住民が死に絶えようが、ものともせず立ち続ける。そして人々はこの樹に寄り添うようにして街を起こし、国をつくるのだという。そして、原作の第1131話で、その樹の1本の所在が「エルバフ」のウォーランド王国であることが判明。
更に第1135話にて、宝樹アダムは世界に数本生えているが、特にウォーランドのものは桁違いの樹齢である事が判明しており、並びにウォーランドでは石化したアダムの樹皮に空白の100年の時期に子供に描かれた壁画が存在する(依然として、上記の船を作った素材の出荷元は不明である)
そんな樹だが裏ルート(闇取引?)で稀に流通するらしい。フランキーが仕入れた当時は2億ベリー弱だったとのことなので、仕入れるには数億ベリークラスの元手が要るのだろう。
これは、宝樹アダムを神聖視する巨人族が多く、巨人族の目を盗んで切り出して運び出すのが極めて困難である為とされている。
ちなみにフランキー(と子分達)はあの手この手でアダムを仕入れる元手を工面しようとしたものの、彼らの「宵越しの銭は持たねェ」という気っ風の良さが災いして一向に貯まらず、たまたま2億ベリーを預かっていたウソップをボコボコにして強奪したことが遠因でいくつかの騒ぎが起きる羽目になった。
関連
- ヤルキマン・マングローブ:シャボンディ諸島を構成する79本の超巨大マングローブ。