「『ローラを助けてくれてありがとう』 口で言うのは簡単さ!!」
「恩人の危機にこそ!! 言葉の真偽が 問われるってモンじゃろがい!!!」
「仁義通すってのァ!!! こういう事だろ? ダーリン♡」
概要
ビッグ・マム海賊団率いるシャーロット・リンリンの22女で、ローリング海賊団船長シャーロット・ローラの双子の姉。一卵性のためか外見もローラそっくり。リンリンの夫の1人であるパウンドの娘でもある。
現在はファイアタンク海賊団船長カポネ・ベッジの妻となっており、一人息子のカポネ・ペッツを育てる母でもある。
万国(トットランド)にいた頃はふんわり大臣を務めており、シフォンケーキ作りのエキスパートでもある。
プロフィール
本名 | シャーロット・シフォン |
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年齢 | 26歳 |
身長 | 215cm |
肩書き | 万国ふんわり島フンワリタウン元ふんわり大臣 |
所属 | ビッグ・マム海賊団→ファイアタンク海賊団、シャーロット家22女 |
所属船 | クイーン・ママ・シャンテ号→ノストラ・カステロ号→25番タルト船→強奪した敵船(正式名称不明) |
出身地 | 偉大なる航路 新世界 万国 |
誕生日 | 1月27日 (求婚の日) |
星座 | みずがめ座 |
血液型 | F型 |
好物 | チョコレートシフォンケーキ |
初登場 | 単行本85巻 第858話『会議』 |
CV | 久川綾 |
性格
ベッジとの夫婦仲は大変よく、団員からもおかみさんと慕われている。
下記の事情があるためか、一部の人物には冷たいが、基本的には義理人情に厚く、はみ出し者だが憎めない部下からの慕われぶり・裏表の激しい不良娘に対する懐かれ具合など、精神面も妹によく似ている。そのためか、ペコムズとの一件でベッジをよく思っていなかった麦わらの一味とも、早い段階で距離を縮めている。ナミからはローラの事を聞いて、我が事のように喜び、涙ぐみながら感謝していた。
兄のオーブンに処刑されそうになった時は、自分を見捨てて逃げて欲しいと言うなど胆力も持っている。
母との関係
“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリンとの関係は著しく険悪な状態にあった。
それと言うのも、双子の妹であるローラが巨人国「エルバフ」の王子ロキとの結婚を拒否して出奔した事に端を発する。
代わりにシフォンが差し出されたものの、ローラではない事を見抜かれて当然拒否され、巨人族との仲がより険悪になってしまった。この事でビッグ・マムはローラに対する怒りを強め、更にその腹いせにローラとそっくりのシフォンにまで暴力を振るいはじめたのである。
「その顔(ツラ)をおれの視界に!!」
「さらすんじゃねェよォ!!!」
その凄まじさはシフォンに 「殺されるかと思った」 、 「あの怪物を母親とは思えない」 とまで言い切らせたほどであった。
夫ベッジからビッグ・マムの暗殺を打ち明けられた時も取り乱す様子も制止する様子も見せずに冷静な表情で是認するほどまでに心が離れており、姉ブリュレがそれを知って激怒した際も 「ローラの身も危険、私の家族はベッジとペッツ! それだけでいいの!!」 と言い切った(ブリュレも「自分が母親にされていたことを知っていて言っているのか?」と問いかけられて沈黙したあたり、他の兄弟は少なくともローラに対し同情の念は抱いていた様子)。上述の記載を見れば分かるがリンリンの方もシフォンに対して憎悪と怒りを剥き出しにした八つ当たり(ローラ本人に対してはもはや娘としても見ておらず「死ねよ!」とまで言い切っている)をしているので、裏切られようともとやかく言えるような立場ではない。
とはいえ、血を分けた実の兄弟たちまで冷徹に見限ることはできなかったようで、マムの食い煩いを食い止め麦わら一行を救いたいと願う妹プリンの要望を組み、「あくまで妹ローラの恩人を救うこと」を建て前としつつ、共に食い煩いを食い止めるためサンジやプリンと共にケーキ作りに立ち上がった。
ケーキが完成した後も妹に尽くしてもらった恩は返せていないとしてベッジと共に一味の囮となる。
妹との関係
シフォン自身は母から虐待を受ける原因を作ったローラに対して恨みを抱いている様子は一切なく、むしろ今でもローラのことを大事に想っている。
ケーキ作りに協力したのも妹のプリンからローラと同様に慕われていたことも大きい。
その後、ドレスローザでローラと再会、更には実の父であるパウンドとも再会し彼が父親であることを知ることになる。
余談
名前の由来とモデル
菓子に由来する名前の兄弟姉妹と同じく、名前はおそらくシフォンケーキに由来する。
また双子というキャラクター像から、モチーフはローラと共にトウィードルダムとトウィードルディーと推測される。
中の人について
担当声優の久川氏はローラの担当声優でもあった。