概要
モンキー・D・ルフィ相手の最終局面においてシャーロット・カタクリが披露した技。
モチモチの実と武装色の覇気を併用することで柔らかさと硬さを両立させており、カタクリの全身全霊が込められている。
技の性質としてはまず身体をドーナツの形に変化させて回転しながら前進、覚醒により柔らかくした地面を加速しながら進む。相手の眼前まで迫ると人型に戻り、能力と覇気で柔らかさと硬さを両立させた棘付きの腕を相手にぶつける。覇気は能力者の実体を捉えるという面でも機能した。
作中では上記の一連の攻撃から相手を振り回した後、腕を伸ばすことにより空高くまで上げてそこから叩きつけるというバージョンも披露している。あくまで性質は餅であるために粘着性があり、最後叩きつけの流れになった際には逃れることが困難。
戦闘
相手 | 備考 |
---|---|
ルフィ | ギア4スネイクマンとなったルフィ相手に使用。ルフィの攻撃を身体を液状化させて避けた後、そのままドーナツになって回転しながらルフィに迫り渾身の一撃をぶつけた。この後上述した通りルフィを空高くまで上げてそこから叩きつけて鏡世界の地面に深い深い穴を開けた |
ルフィ | 引き続きギア4スネイクマンとなったルフィ相手に使用。戦いが佳境を迎えたことで最後にして渾身の一撃をぶつけ合うという段階になりカタクリはこの斬・切・餅を放つ。ルフィはゴムゴムの王蛇(キングコブラ)で迎え撃った |
余談
- 表紙
こちらはシャーロット・カタクリを象徴する技であり、ルフィとカタクリの戦いが決着する89巻の表紙でもこの技が描かれている。
カタクリが斬・切・餅を放ち、ルフィがゴムゴムの王蛇(キングコブラ)を放つ互いの最後の一撃の様子。
- 名前
その技名の元ネタは散切り(ざんぎり)であると思われる。
こちらは当て字で斬切となることでより厳めしい響きを持っている。