概要
『少年ポピー』に連載された「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」にて、編集からの要望で生まれた新キャラクター。
ねずみ男に拾われてきた雪姫には、血統書および閻魔大王の保証書がついており、鬼太郎親子はすんなりと認知し養育する(※)。
雪姫は3才程度の容姿と小学生並の行動力を持つ少女だが、兄である鬼太郎に迫る強力な存在である。
念力やテレパシーなど様々な超能力を駆使し、鬼太郎を外国の悪妖怪、しかも、何十もの妖怪を一瞬で倒すほどの強力な敵から助けるなどの活躍を見せた。
しかし、残念ながら雑誌の廃刊により連載が消滅。雪姫はその後の作品には登場していない。
この「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」も「その後」同様、作品自体は収録されるものの雪姫の存在は封印扱いとなっている。
(※)ただし、雪姫の父親が目玉のおやじかどうかは不明であり、岩子が地獄で産んだ正真正銘の二人の子または種違いの妹ということになる)。
余談
雪姫の名は、目玉おやじが「白雪姫」から採って命名した。
当初はそのまま白雪姫と名付けるつもりだったが、「どこかで聞いたことのある名前だ」とのことで変更したらしい。
ちなみに雪姫の服装は腹掛け一丁のため、白雪姫というよりも、金太郎に近い。
- その後は、この世で残っているのは鬼太郎親子だけと当初思われていた幽霊族が、「海の幽霊族」や「アマミ一族」のように、「世界各地で僅かながら存在している様である」と説明されるのみで、関連書籍の鬼太郎の解説項目では「実は鬼太郎には妹もいた?」などの文章にて雪姫の絵と説明がなされる程度で現在に至っている。
関連イラスト
関連タグ
ガチャ子:幻の妹つながり。こちらは、単行本に収録されていない。