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概要

通称「毛針」や「針千本」。自身の髪の毛に霊力を溜めて飛ばす技。鬼太郎だけでなく、6期では生前の目玉おやじも使用している。

使いすぎると髪の毛が全てなくなってしまうパターンがあり、先の通り髪の毛そのものがなくなると鬼太郎の霊力も落ちて弱体化する(毛針で髪の毛が消耗した場合はしばらくすればまた生えるが、毛根そのものを奪われた場合は生えない)。アニメではあまり使い切るような描写はない(5期では、指鉄砲習得の修行の際、毛針には弾数に限りがあると目玉おやじが証言している)。ビルの壁を粉砕する程度の威力も出せる。

分岐やホーミング、多方向への同時発射や毛針を巨大化させて槍や刀にすることも可能。5期でぬらりひょんの額に消えない傷をつけたのは、毛針を巨大化させた剣である(というより、ぬらりひょんが鬼太郎への恨みを忘れないために、治療しようとする蛇骨婆を払い除けてあえて治さなかったことも一因ではある)。

鼻毛ミサイル」という技もあり、こちらの方が弾速と射程距離に優れているらしい。ちなみに、鼻毛ミサイルは他の登場人物から「まあ、なんてお下品なミサイルなんでしょう!」という評価を受けている。

毛針以外にも、毛だけでの行動、毛で敵の操作 (「鬼太郎憑き」)、槍、ロープや網(「毛網」)、触手のような働きなども可能で、そこから電撃を流したりするなどの派生的な攻撃も可能(氷の毛針も可能)。第三者が糸電話のような用途で毛髪を使うこともできる。耳を取り外して置いておく事で遠隔コミュニケーションも可能 (「耳電話」)。4期では体毛が妖怪の妖力の一部を担っている解釈もなされた。

3期では、青色や白色に発光しており、実際に毛針が発光していることが「地獄編」で明らかになった。

4期で猫になった時に髪の毛針を使ったが、猫の体毛を飛ばしただけで威力はなかった(毛に猫たちが気を取られたため、囮にはなったが)。

ちなみに、髭や鼻毛や顎髭なども含めて毛針を使う妖怪は他にねずみ男、妖犬クロ(仙人)、百々爺、山天狗などがいるし、似たような技は妖怪化したゲゲゲハウスも使っていた。

5期でチーに反物にされた際は、それを着たチーが顎髭から毛針を発射し、鬼太郎の意識が戻った反物を着たかわうそが「耳の毛針」を披露している。また、鬼太郎に憑りついた牛鬼も使用していた。

「歯のマシンガン」という技もいやみに対して使っている。

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髪の毛針
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