概要
先天的に視力を有しない場合は含まれず、もっぱら後天的に視力を喪失することを言う。
両目を失明した場合、リハビリは視力の再獲得ではなく視力がなくとも不自由なく生活できるようにすることを目的として行われる。
稀に手術によって視力を回復できる場合もあるが、完全に元の視力に戻すことは困難である。
医学的には視力が0.1に満たない状態になることを失明と言い、必ずしも完全に見えなくなることは意味しない。
ここでいう視力とは矯正視力のことであり、裸眼視力が0.1に満たなかったとしても、眼鏡を使用することで0.1以上に矯正できる状態になった場合は失明とは言わない。
緑内障は発見が遅れると失明に至る病として有名であり、日本人の中途失明原因の最多原因である。
医学的には証明されていないが、統計的にグルタミン酸ナトリウムの摂取との相関が疑われ、グルタミン酸の摂取が多い傾向にある香川県や大阪府は中途失明率が高いらしい。
ニホンツキノワグマは相手の目を狙って噛み付く習性があるため、登山中などにツキノワグマからの攻撃を受けながらもかろうじて生還した人間も片目、最悪は両目の視力を失うことが多い。
失明する可能性がある主な病気
など