曖昧さ回避
プレイステーション用パズルゲームソフトである「XIゴ」については「XI[sai]」を参照。
DATA
別名 | 砂地獄怪獣 |
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身長 | 45メートル |
体重 | 4万トン |
出身地 | Q星 |
スーツアクター | 松島映一 |
概要
第38話「宇宙船救助命令」に登場。
太陽系に存在する惑星Q星に生息する宇宙怪獣。
普段は地底に住んでおり、地面にアリジゴクのような罠を仕掛けて獲物を狙っている。
また、同じくQ星に生息するキーラとは仲が悪く、しばしば縄張りを巡って争いが起こる。
一見すると半開きで眠そうな目をしたやや弱そうな外見をしているが、実は『ウルトラマン』に登場する怪獣の中ではゼットンに次ぐ実力を誇るキーラをも圧倒するというとてつもないパワーを持っている。
その一方で防御面には脆弱性があり、劇中ではミサイルを数発受けただけであっさりと倒されてしまっている(ただし、これは後述の理由でキーラ戦での負傷が回復しきっていなかった為とも考えられる)。
武器は前述の凄まじい怪力と口から吐く砂煙。
これによって相手の視界を奪うことができるが、毒が含まれていたり電波を遮断したり出来る訳でもない本当にただの砂である為、攻撃性は殆どない。地面を掘り進むスピードは100kmで視力は50光年先の星を視認できるほど良いなど戦闘面以外のスペックは高め。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」)
活躍
劇中ではQ星に降り立った科特隊の目の前で、既にキーラと激しい戦いを繰り広げていた。
得意の怪力や噛み付き攻撃を駆使してキーラを圧倒し、砂煙を吐いてキーラが眼を閉じた隙にとどめを刺そうとするが、逆にフラッシュ光線による反撃を食らって目を眩まされてしまう。
慌てて逃げようとしたところでキーラに尻尾を掴まれてしまうが、力尽くで振り落として何とか地中へと逃げ果せる。
その後、砂地獄に掛かった科特隊の宇宙タンクの前に姿を現して襲撃をかける。
SNKミサイルを食らい自身も砂煙を吐いて応戦するが、言うまでもなく機械である宇宙タンクにただの砂は全く効果がなく、更に打ち込まれたSNKミサイルを受けて粉々になってしまった(この際、爆発せずにガラスが割れるようにバラバラになるという演出がとられている)。
酩酊!怪獣酒場
砂地獄怪獣という内に篭っていそうな名前のためか小心者で、せっかくデートの機会にありつけたにもかかわらず、彼女のカクテルのお代わりを中々注文できず、四苦八苦する。
余談
- 『ウルトラマン』に登場する怪獣では最後にスーツが作られた怪獣であり、名前もそれが由来となっている(キーラとゼットンの着ぐるみが作られた後、キーラの相手が必要という事で追加で製作された)。
- 急遽入った仕事のため、造形担当の高山良策の日記には「俺を殺す気か⁉」と書かれていた。高山氏は普段温厚だが、この時は相当憤慨していた模様。