作品解説
「現役最古のライトノベル作家」笹本祐一の第一作にして代表作。
続編であるハレーション・ゴースト、カーニバル・ナイト、ラスト・レターの四部作となっている。
この作品は、青少年向けSFが「ジュブナイル」とも呼ばれていた時代に発表され、「時代を変えた」、「ライトノベルの直系の先祖」とも称される作品であり、文庫版のあとがきで谷川流、有川浩、小川一水、秋山瑞人といった作家が影響を受けたと語っている。
その人気は、本作が1984年にソノラマ文庫から発売された後、1994年に挿絵画家を変更して新装版が発売され、ソノラマ文庫が消滅した後も創元社文庫から2011年に復刊されるなど、数十年以上に渡って続いている。
NHKによるラジオドラマ化やPixivコミック化もされた。
登場人物
他