「僕の絵本に関して、皆様から様々な手紙をもらうことが何よりも励みになっています」
「その中でも多いのが、結末に関する質問です」
「エラスモサウルスは最後死んじゃったの、とか。ウマソウはもうハートに会えないの、とか」
「そう言った質問に対し、僕はいつもこう答えています」
「僕の絵本には、ハッピーエンド以外ないって」
(『おれはティラノサウルスだ』内小冊子より)
概要
静岡県駿東郡清水町出身で、日本大学藝術学部美術学科卒。グラフィックデザイナーを経て絵本作家デビューした。
胸を打つストーリーと味のある作風が特徴であり、代表作の「おまえうまそうだな」はアニメ映画化もされている。
「おとうさんはウルトラマン」シリーズはもしウルトラマンたちに妻子がいたらどうなる?というIF設定を持ち出した作品であり、公式が「二世ウルトラマン」の設定を本筋に導入する遥か前の話である。刊行当時はTDG三部作世代であった為、ウルトラ兄弟の子供達という設定が世間には目新しく写ったに違いない。(一応、似たようなIF設定を導入した作品には「ウルトラマングラフィティ」が先に存在しているが、絵本では初であり、作風は全く異なる)。
奇しくもウルトラセブンの子供が公式に登場する事となり、ある意味で予言を残していたことになる。
代表作
- 「おまえうまそうだな」他、俗に言う「ティラノサウルスシリーズ」
- 「おとうさんはウルトラマン」シリーズ
- 「シニガミさん」
他多数。