概要
「さよなら、ティラノ」とは絵本作家である宮西達也氏の『ティラノサウルスシリーズ』の一つ『ずっとずっといっしょだよ』を基にしたアニメ映画。
同じティラノサウルスシリーズを基に制作された『おまえうまそうだな』と『あなたをずっとあいしてる』とはティラノサウルスを主役にしている点は共通しているが前2作は『親子愛』をテーマにしていたが今作は『友情』をテーマにしている。
今作においても『赤い実』がキーアイテムとして扱われている。
また前2作には主要キャラクターの一部をタレントが演じていたが今作ではオープニングナレーションを原作者である宮西氏が務める以外はキャスト陣は全員声優が起用されており、プレスコ形式なのか2018年に死去した石塚運昇氏も出演されている。
本来は2020年夏公開だったが新型コロナウイルスによる影響で上映延期となり、公開日は未定になっていた。
2021年8月10日、新たな公開日が2021年12月10日に決定した。当初の予定からは1年半越しの公開となる。
あらすじ
(公式のが長い為、簡略しています。)
氷河期が訪れようとしていた恐竜時代に
赤い実しか食べないティラノサウルスの“ティラノ”と空を飛ぼうとしないプテラノドンの“プノン”がふとしたキッカケで出会い、そして2匹は赤い実が生り、自然に溢れる“天国”を目指していく事になった。
しかし、そこで彼らを待ち受けていたものとは……。
登場する生き物達
ティラノ(CV:三木眞一郎)
誰もが怖れる肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(角があるが)のオス。
ある出来事で友を亡くしてから肉食をやめ(さらに暗い場所も苦手になる)、“赤い実”を食べるようになった。
嘘をつくと尻尾が勝手に動く癖があり、怖い恐竜のふりをするが実際はまだ子供なプノンを心配するなど心優しい正直者。
ふとした事でプノンと出会い、共に天国へ目指す。
プノン(CV:石原夏織)
昔は飛べていたがある恐竜に襲われて逃げる際に弟を落としてしまった事がトラウマになって飛ぶことを怖がるようになってしまう。
お母さんとの約束で天国を目指して旅をし、途中で出会ったティラノと共に天国を目指していく。
トプス(CV:悠木碧)
お母さんが大好きで甘えん坊なトリケラトプスの子ども。
家族とはぐれていた所をティラノとプノンに助けられ、2匹に懐く。
ケラおじいさん(CV:石塚運昇)
年老いたトリケラトプスでトプスのお爺さん。
「天国」の裏、環境の劣悪な荒地に住み、自分の命が長くない事を受け入れており、ティラノとプノンを信じ「天国」への裏道の存在を明かす。
ルクト(CV:井上喜久子)
「天国」を支配しているアンタルクトサウルスの女王。
自分達を守る為とは言え、肉食生物どころか別種の草食生物さえ受け入れようとしない厳格な性格の持ち主。
ゴルゴ(CV:小西克幸)
凶暴且つ白い体色でティラノに匹敵する体格を持つゴルゴサウルスの群れのボス。
多くの恐竜たちから『白い悪魔』と恐れられており、獲物となる草食生物が棲む天国を支配しようと目論む。
実はティラノとプノンとは過去に関わりがある。
ゴッチ(CV:檜山修之)
ゴルゴの手下の内の一匹で大柄なゴルゴサウルス。
いじらしい面を持つ。
ルッチ(CV:森川智之)
ゴルゴの手下の内の一匹で小柄なゴルゴサウルス。
意外にも分析が得意。
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のび太の新恐竜・・・『さよなら、ティラノ』と同じ、2020年公開予定の恐竜を題材にしたアニメ映画で連載開始50周年記念作及び40作目となる映画ドラえもんの1作。
本来は2020年春公開予定だったがこちらも新型コロナウイルスによる影響で公開時期が同年の夏に延期される事になる。