概要
『銀魂』に登場する真選組一番隊隊長・沖田総悟と、万事屋で働くヒロイン・神楽の男女カップリングである。
NLでありながら商業アンソロジー(非公式)が多数発売されるほどに同志の間で人気があり、pixiv全体におけるNLカップリング作品の投稿数1位を誇る。
「おっかぐ」と読まれることや、「沖楽(おきらく)」などの表記揺れもある。
男女でありながらライバルでもあるため、二次創作においては「嫌よ嫌よも好きのうち」「喧嘩するほど仲がいい」いわゆる“ケンカップル”として描かれる事も多い。年齢差は4歳差。
マナーについて
決して公式で付き合っているわけではなく、どちらかが相手を好きという公式設定も無い捏造カプである。
銀魂ファンの中にはこういった表現を苦手とする方や別カップリングを好む方もいるため、そっとチラシの裏に書くか、沖神専用のスレ・コメント欄などで交流するのが好ましい。
作中での二人の関係
原作においては第17訓で対決してから顔をあわせれば殴り合いに発展するほどの仲の悪さ、いわゆる犬猿の仲であり、甘い雰囲気のある描写はほとんどないが、喧嘩ばかりしているのかというとそうでもなく、互いのことを認め理解している様子や、息の合った場面を見せることもあり、長い時間をかけて確かな信頼関係を築き、次第に沖田にとって神楽が心を許せる人間となっていく様子は恋愛に関わらず胸が熱くなるだろう。4歳という年齢差を感じさせない関係値が彼らの魅力でもある。
第17訓の真選組との花見場所争奪戦の叩いてかぶってジャンケンポン大会において、コマの隅でささやかに第2回戦まで戦いは続くが勝負に決着が着かず、互いにライバル意識を抱くこととなる。第30訓のお祭り回では顔を合わせるなり直接言葉を交わすことなく戦い(長谷川の射的屋台)が始まり、お祭りが平賀源外によって中止となった際には鬼の形相で現れ絶妙なコンビネーションで敵を倒し、近藤勲からは"妖怪祭囃子"と称された。将軍の黄金カブト篇では、拳と拳ではない沖田と神楽の子どもらしい争いも見られる。
柳生篇では二人で協力する場面もあり、ファン歓喜の肩車や共闘で敵を倒すなどの面も見ることが出来る。更に沖田は神楽が敵に攻撃を受けそうになった時「その娘やんなァ俺でィ」 と発言しその敵を攻撃した。真選組随一の剣の腕と称される沖田が神楽を好敵手として認識していることが分かるシーンである。
他、六角篇では沖田が心の内を神楽に話していたり、幾度の喧嘩により互いの強さを理解した上での信頼関係も覗かせている。また、名指しで嫌味を言ってくる沖田に対して 「あいつ(沖田)絶対私のこと好きアルよ うぜー」 と神楽が言っていたり(原作コミック6巻第44訓)、2年後編ではバカイザーが身を挺して神楽さんを土方から庇い、その後神楽さんがバカイザーを膝枕していたり(37巻第326訓)、「嫁のもらい手がなくなりそう」とぼやく神楽に沖田が「だったら俺がもらってやろーか」とプロポーズまがいのことを言っていたり(死神篇)、神楽が仮病を使っていたことやその真意を最初に見破った沖田がそよ姫をうまく丸め込んで国葬を仕組みながらも、「俺と決着つけるまで 死んだりなんか…しやせんよ」と言い、自ら仕組んだ国葬で最初に手向けの花(ピンクの薔薇)を供えたり(52巻第457訓~459訓)、中身入れ替わりショック篇では桂小太郎とエリザベスコンビと沖田と神楽の魂が入れ替わり初めてと言っていいほど沖田と神楽が仲睦まじくしているシーンを見ることが出来る(ただしその中身は桂とエリザベスなので注意)(53巻第470訓〜第476訓)…と、ファン歓喜のエピソードも多々ある。
さらば真選組篇では真選組解体とともに人斬りを名乗り、刀を持ったまま街を徘徊する沖田を神楽が止めて励ましたり、のちに神楽のピンチを沖田が助けていたり、別れ際に喧嘩し「 もう誰にも負けるな」 と言って辛気臭い雰囲気が苦手な神楽なりの見送りをしていたり、…と、この2人ならではの絆を感じさせられる場面も多い。
銀ノ魂篇(2年後ネタバレ)↓
虚との決戦から2年が経った第674訓、一人で万事屋を守り続ける新八の元に宇宙へと旅立っていった神楽の娘を自称する神流が現れる。自身は神楽の分身のような存在であり父親はいないと語る神流と、そんな彼女の存在に衝撃を受ける新八の前に、今度はマフィアとなった沖田が現れる。
神流が神楽の分身であると訊き、手合わせを挑む沖田だったが、戦いの最中ふと「神楽が地球へと帰還しており、どこかからこの様子を窺っているはずだ」と言いだす。
その発言に若干の戸惑いを見せる神流の前で沖田が新八に対しナイフを向けた瞬間、沖田は神流によって蹴り飛ばされる。その際粉塵の中から現れた神流は不自然に足だけ長くなっており、続く交戦の中で露わとなった彼女の姿は幼女ではなくなっていた。そんな神流の姿に沖田は、神楽の娘など最初からおらず神流こそが神楽であると言い放つ。
神流の正体や、地球の仲間に対し顔を合わせづらいとの神楽の気持ちを見抜いた沖田は、そんな彼女の帰還を「おかえり」と迎えている。
また、ドラマCDなどでは戦いではなく漢字が読めない神楽に沖田が読み方を教えていたり(銀魂゜オリジナルドラマCD ラジオ ジャンク真選組にて)沖田が万事屋や真選組の面々と一緒に神楽の誕生日を祝っていたりと、友達のような普通の絡みも見られる為是非チェックしてみよう。
関連イラスト
2年後ショック
万事屋よ永遠なれ(5年後沖神)
銀ノ魂篇(2年後沖神)
3年Z組銀八先生
関連タグ・項目
これはいい沖神 これだから沖神は 沖神ファミリー 沖田ホイホイ
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