ヒロユキ「もの凄いパワーだ…!」
概要
劇場版『ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場するウルトラマンレイガの変身アイテム。
全ニュージェネレーションヒーローズの力をタイガのウルトラホーンに結集する事でインナースペース内に出現した。工藤ヒロユキが目元に当ててボタンを押す事でウルトラマンレイガに変身する。
ウルトラゼロアイに類似した形状で、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、グリージョ、そしてタイガ、タイタス、フーマの力が宿っており、少なくとも11人分のウルトラ戦士(各ウルトラ戦士の力の源となる戦士も含めればそれ以上)の力が込められている。
DX版
DX玩具はウルトラゼロアイNEOの成型色および塗装を変更し、収録音声を一新したもの。金型の変更なども一切行われておらず、DXジードライザーへの装着機能もそのまま残っている。
これまで防衛チームのアイテムが後の作品でリペイントされて別アイテム化する事はあったが、変身アイテムが(リデコではなく)リペイントで別作品の別アイテム化するのは初めてである(同じ作品内で色違いの変身アイテムなどはあったが)。
なお、こうした商品展開は特撮全般で見れば平成仮面ライダーシリーズにおけるVシネマ限定の変身アイテムなどでの前例がある。
なぜタイガの変身アイテムがゼロに類似したものに?という疑問が湧くであろうが、セブンとタロウはいとこ同士、そして各々の息子であるゼロとタイガははとこ同士である(ただし、この設定が今も存在しているかどうかは不明である)。
また、セブンやゼロの変身アイテムはいずれも自前で用意したものなのに対し、タロウやタイガのそれはいずれも他の人物から授かったものである。
こうした点を考慮すれば、セブンタイプのウルトラ戦士であるタイガが中心となったスーパーウルトラマンであるレイガの変身アイテムがこうした形状になるのも、実はそこまで不思議なことではなかったりする。
余談
『ニュージェネクライマックス』でのエックスの声は大地役の高橋氏が担当しているが、レイガの変身音で流れるエックスの声は高橋氏ではなくこれまでの中村氏のものが使われている(音声を流用している関係)。