概要
旅の剣士マホロバがクラヤミノオロチを倒してヤミナギノツルギを手に入れた際、その付近に落ちていた青銅でできているスパークレンス。
拾ったマホロバの手の中で、ある方角を指して震えることで彼女を「ティガの里」に導いた。
通常のスパークレンスと同様、光の力を持つものをウルトラマンティガへと変身させる力を持つが、その外観は大きく変わっている。
青銅なだけあって全体的に青黒い石のようなゴツゴツした質感で、持ち手の中央にはクリスタルと湾曲したラインが走り、ティガのプロテクターのような形状だったウイング部分も1番内側のラインの先が渦を巻いている。
一言で言えば縄文土器のようなアレンジをしたスパークレンスといった感じだが、ヤミナギノツルギと同じくどのような経緯で作られた物なのかは不明。
ジョーモノイドの襲撃を受けた里を守る為、マドカ・ツバサはこれでティガに変身するが、光の意思が弱かった為か不完全な状態となってしまう。
2度の戦闘を得て何とかジョーモノイドには勝利するも、ドグーフには全く歯が立たたず、時間切れで変身解除してしまう。
だがその後、強い光の意思とティグの紋章を託された村の少年、アムイがティガの石像とシンクロしてティガに変身。
完全な状態で変身に成功したため、ツバサ時には出来なかったタイプチェンジを駆使し、ドグーフを撃破。アムイは村の英雄となった。
なお、その後にこのスパークレンスがどうなったのかは不明。
「ティガの里」が何十世紀にも渡って発見されない事を考えると、今も里の跡地に眠っているのかもしれない。
余談
ウルトラマンティガ放送25周年を記念して作られた番組『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の作中にて、この青銅のスパークレンスが元ネタと思われるエンシェントスパークレンスが登場。
こちらも超古代に飛んだ主人公が使用している。