概要
ヒジリ・アキトが開発したガジェット・GUTSスパークレンスの原型となった、超古代の石器のような神器。
ユザレと共に戦っていた超古代文明人のザビルという地球星警護団の科学者が、闇の巨人達に対抗するために創り出した「星々の光を集めて人を光に変える神器」である(『トリガー』本編でもユザレが「星々の光を何代にもわたって、途方もない年月をかけて集めた神器」と説明している)。
GUTSスパークレンスとの違いはUSBメモリ型アイテムGUTSハイパーキーを装填できないことと、銃形態「ハイパーガンモード」に変形しないこと。
第11話で暖かな光を放つマナカ・ケンゴに希望を見出したユザレによってケンゴに託され、トリガーダークとの一体化に使用された。
その後、『ウルトラマントリガーエピソードZ』にてライラーと名乗る集団からGUTS-SELECTにエタニティコア内部のケンゴが消滅の危機に陥ったという知らせが入ったことで、太陽光を強力なエネルギーに変換できる人工衛星ソルを用いてこの神器に再び光を宿らせ、トリガーを蘇らせるという救出作戦が展開された。
だが、それはザビルがトリガーの光を奪う為の策略であり、最終的には「ルルイエ・ク・ライラー(希望と光)」という呪文と共に行われたライラー達の儀式によって、トリガーのGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーに宿る光、そして儀式に参加したライラー達が変化した光がエンシェントスパークレンスに注がれ、それを手にしたザビルはイーヴィルトリガーへと変身してしまうのだった。
余談
元ネタは『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』に登場した青銅のスパークレンスと思われる。
第1話でケンゴが初めてトリガーに変身する際、エタニティコアの前でこの神器を使用する人間のシルエットを幻視しており、何か関係があると予想する声があったが、上記の通り使用したのは過去にタイムスリップしたケンゴ本人であった。
人工的に作られた変身アイテムとは別に超古代の原型となったアイテムが別に存在し、実際に本編で使用される等、珍しい展開になっている。
立体物
2021年10月4日プレミアムバンダイにて予約受付開始、2022年3月発送。
内容はDXエンシェントスパークレンス本体とブランクキーとのセットになっている。
このスパークレンスには光に反応する感光センサーが内蔵されており、光を集めて変身する玩具となっている。
光を集めるとトリガーマルチタイプへの変身ができ、更に光を集めるとグリッタートリガーエタニティへと変身できる(この2つの変身音は背景のメロディや『Ultraman Trigger Multi Type!』 のような電子音がない、効果音のみのものとなっている)。
因みにウルトラマン関連の玩具で同じく光に反応するギミックを持つ変身アイテムは、他にはマックススパークぐらいしかない。
また、第11話を中心にケンゴの台詞やトリガーダークとの融合音も収録されたサウンドモードも搭載されている。
この他、玩具オリジナルギミックとしてGUTSハイパーキーを装填する事が可能であり、各種音声はエコーが強く加工されたものになっている。
なお、(公開前に販売されたので当然だが)イーヴィルトリガーの変身音は収録されていない。