データ
- 身長:55メートル
- 体重:5万9千トン
- 別名:熔鉄怪獣(TV本編)、閻魔分身獣(劇場版)
概要
ウルトラマンX
グア軍団の尖兵で、ギナ・スペクターによって目覚めたデマーガの別個体が、突如宇宙から降り注いだ闇のエネルギー「ダークサンダーエナジー」の影響で強化を遂げた姿。この個体を「ツルギデマーガ」と呼んだのはグルマン博士。
なお、字幕では「剣デマーガ」と表記されている。
デマーガと比べてより凶暴そうな面構えになっており、「ツルギ」の名に違わず両肩から長大な刃の様なものが伸び、両腕にも鋭利な刃物のような部位が追加されているのが特徴。
肉体も「ダークサンダーエナジー」でエックスが弱体化していたとはいえ、ザナディウム光線をも受け付けないほど頑丈となったほか、熔鉄光線もエックスを吹き飛ばすほど威力が上がっている。
鳴き声も通常のデマーガと比べて低く野太い、禍々しいものになっている。
一度はエックスを消滅させた後地底へ姿を消したが、再度出現した際にはウルトラマンエクシードXに手も足も出ず圧倒され、エクシードエクスラッシュを受けて元のデマーガに戻ったところへ、ザナディウム光線を受けてスパークドールズにされた。
最終回ではグリーザに実体化させられた後、吸収されてしまった。
きたぞ!われらのウルトラマン
閻魔獣ザイゴーグが生み出した閻魔分身獣という別個体という設定で登場。
総勢5匹が出現し、アメリカ・ダラスでウルトラマンギンガ、エジプト・カイロでウルトラマンネクサス、スイス・ジュネーブでウルトラマンマックス、アルゼンチン・ブエノスアイレスでウルトラマンビクトリー、中国・上海でウルトラマンゼロと戦い、ベータスパークアーマーの力でエネルギーを回復した各ウルトラ戦士の必殺光線(ギンガクロスシュート、オーバーレイ・シュトローム、マクシウムカノン、ビクトリウムシュート、ワイドゼロショット)で倒された。
『くじガシャポン アバレンボウル』では、名称を「閻魔分身獣 ゴーグツルギデマーガ」としている。
余談
ソフビは10月3日に発売。ウルトラ怪獣DXでの発売であるため、デマーガのソフビよりかなり大型である。
着ぐるみはデマーガの改造。また、最初から強化を想定しており、追加パーツを外してデマーガに戻す事も出来る。
再改造も容易なため、『ウルトラマンオーブTHE CHRONICLE』ではライトニングアタッカーと戦う新撮映像で登場している。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズにも参戦を果たした。
当初、『ウルトラマンZ』第4話ではデマーガが怪獣メダルによってツルギデマーガとなって登場する予定だったが、近年出演しているため、少しの改造でも新たな怪獣として魅力が出せそうなテレスドンとエリマキテレスドンに変更された。
当初、『ウルトラマンブレーザー』第10話「親と子」の脚本の段階ではツルギデマーガとデマーガを親子にして登場する予定だったが、造形部からの提案でデマーガとベビーデマーガを親にして子供の方はデマーガの着ぐるみを改造して表現する形に変更された。
関連項目
カミソリデマーガ…別の進化を辿ったデマーガ。
ゴーデス(第2形態) ゴルザ(強化) ネオダランビアⅡ 超コッヴ ラゴラスエヴォ ディノゾールリバース グルジオキング - 同じく最初に戦った怪獣の強化形態
インペライザー - 同じく中ボスにして終盤で大量出現した怪獣。ただしこちらは確認できただけでツルギデマーガの倍以上の数が出現した。