転んでもいいよ また立ち上がればいい
ただそれだけ できれば 英雄さ
概要
ウルトラマンネクサスの赤い姿、ジュネッスの放つ必殺光線。
命中対象をことごとく分子分解して撃滅する。
後述するがかなりの超火力を持っているため、一回の変身につき一度しか発射できない。
エネルギーが少ない状態で無理して2度目を放った際には、デュナミストの姫矢は戦闘終了後に倒れてしまっている。とはいってもその時の姫矢は既にかなりのダメージが蓄積された状態であったためか、一部の客演では何度か放っている(クロスオーバーフォーメーションだったのもあるかもしれないが)。
なお設定上はギンガビクトリーも使用可能だが今のところ使われていない。
命中させたスペースビーストを内部から分子分解することで直接内部に大ダメージを与えて撃破するという、実質的に防御を貫通する攻撃。
当たった者は内側から分解を表す青い粒子光が溢れ、直後に爆発、倒される。
これはクロスレイやアローレイにも共通するネクサスの必殺技特有の性質でもあるが、特にこのオーバーレイは火力に秀でており多くの強敵を撃破してきた。
ハイパーストライクチェスターの武装「ウルティメイトバニッシャー」は、この光線のデータを元に生み出されたものである。
やり方
まず、両腕を伸ばして下でクロスさせる。
その後ゆっくり上げつつエネルギーを溜めていき、肘を腕の外側を向けるように曲げて、最後に両腕を斜め上にばっと広げてからL字に組んで発射する。
余談
- ジュネッスが相対したほとんどのスペースビーストを、(バリアを除いて)当たってそのまま撃破するほどの超火力を誇っており、まともに食らって平気だったのはダークザギ程度。しかもそのダークザギも表面が分解される青い粒子で覆われており、さらにエネルギーを追加すれば倒せる一歩手前まで行ける可能性もあった。そのため歴代ウルトラマン光線技のなかでも割とトップクラスの破壊力を持つと思われる。最もスペースビーストおよびダークザギに対しては他のウルトラマンも例外なく一撃で撃破しているため、ビースト側の耐久力が他の怪獣と比べて低かったという可能性も否定できないが。
- 他の光線と異なり、撃破した際に青いエフェクトが生じる。ただしツルギデマーガに使用した際は生じなかったほか、劇中ではナイトレイダーの攻撃で小型ビーストが撃破された際も同様のエフェクトが生じることがあったため相手側の特性によるのかもしれない。
- 『超決戦!ベリアル銀河帝国』にて、ノアの姿でゼロにウルティメイトイージスを与える際、人々の光を集めるときにオーバーレイ・シュトロームの予備動作によく似た動きを入れている。ライトニングノアにも一部に似た動きがある。
- なお、後輩の技と発射ポーズが似ているものがある。
関連タグ
アローレイ・シュトローム:ジュネッスブルーの必殺技。こちらは弓矢。