概要
『ウルトラマンアーク』の劇中にて、物語開始の16年前に起こった出来事。世界各地で怪獣が同時に出現した大事件で、日本国内でも星元市の獅子尾山に現れた宇宙獣モノゲロスを含む7体の怪獣が出現。
幼少期の飛世ユウマは、この時に獅子尾山で両親をモノゲロスによって殺害されている。また、公にはされていないが獅子尾山ではこの時モノゲロスと共に謎の光の巨人も出現している。この事件以降、世界各地で怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う。
一方、10年前(事件より6年後)に怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」が発足。怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。
このSKIPの星元市分所は、現在もモノゲロスの角「モノホーン」の調査を続けている。
なお、このK-DAYで出現したモノゲロス以外の6体の怪獣についての詳細は不明。
ちなみに、第6話のクロコ星人によると、この騒ぎの前後にて宇宙空間に異常が発生していたという。
関連タグ
ウルトラフレア、クライシス・インパクト:過去のシリーズ作品で物語の発端となった事件。特に前者は光の巨人と怪獣の戦いが深く関係し、幼少期の主人公と両親が生き別れになるという点も共通している。
真相
※ネタバレ注意!!※
第14話にて、ルティオンの口からK-DAYの原因が判明した。
かつてルティオンが住んでいた惑星のある銀河系で太陽・恒星ソニアが突然膨張を始め、指導者の一人であるゼ・ズーはそのエネルギーを放出するためのワームホール発生装置「ゼ・ズーゲート」を作った。
だが、そのエネルギー放出地点の先に地球があり、そうなれば地球が消滅するという危険性が出たため、他所の惑星を自分達の都合で滅ぼす事を良しとしたくない他の指導者の命を受けたルティオンが出口を封じるために向かったが、それを知ったゼ・ズーはモノゲロスにルティオン追撃を命じた。
交戦しながらもルティオンは地球の周辺宙域に辿り着き、持てる力で出口を封じて漆黒の球体に変える事に成功したが、モノゲロスとの取っ組み合いでその球体を紛失し、両者は獅子尾山に墜落、そして球体の方は狐ヶ森に落下した。
その球体の持つ高エネルギーが、地球衝突時に重力波と高エネルギー粒子を発生させて地磁気を乱し、古代から長い眠りについていた怪獣が世界中で同時多発的に覚醒させた……これがK-DAY発生の真相であった。
そして、狐ヶ森のある星元市は近年になってエネルギー蓄積量が限界に近づいた球体の発する電磁波が増大したことによって頻繁に怪獣が現れるようになり、この調査のために石堂シュウが星元市に派遣されることになった。
第15話の回想では、この事件の影響によってアメリカのニューヨークにはタッコング、中国の桂林にエレキング、更にイタリアのピサの斜塔付近にチャンドラーとベムスターの出現が確認されている(公式情報でも明確に上記の4体はK-DAYに出現した怪獣であることが説明されている)。
この内エレキングとベムスターは宇宙怪獣の一種に当たるが、あくまでもモノゲロスは「K-DAYで日本国内に出現した唯一の宇宙怪獣」であり、この2体は海外に出現したことが示唆されている。
真の関連タグ