概要
『ウルトラマンアーク』の用語の1つ。
星元市内に存在していた正体不明の高エネルギー体・コードネーム「オニキス」の正体。
突然膨張を始めたウルトラマンアークことルティオンの故郷たる銀河に存在する太陽・恒星ソニアの過剰エネルギーによる滅亡を避けるべく、知恵を出しあっていた星々の指導者の1人であるゼ・ズーが自ら開発した人工的なワームホールであり、入り口と出口から成り立ち、ソニアの過剰エネルギーを吸収して別の銀河に放出することが出来るという代物。
……だが、問題はそのエネルギーの放出地点が生物が存在している地球の傍であることが予測され、エネルギーが放出されてしまえば地球は一瞬で焼き尽くされてしまうことにあった。
見知らぬ星とはいえ犠牲にはできないと、他の指導者はゼ・ズーを止めようとする。しかし滅びの危機に瀕しているという緊急事態であったことも手伝い、それを良しとしないゼ・ズーは強引に計画を実行してしまう。
指導者達は地球を救うべく、ゼ・ズーゲートの出口を封印するためルティオンを遣わせるが、それを知ったゼ・ズーは追手として宇宙獣モノゲロスを放ち、両者はゼ・ズーゲート内で交戦。
地球の傍に放出されたルティオンは持てる限りの力で放出寸前のゼ・ズーゲートの出口を黒い石のような塊にして封印するが、モノゲロスがその奪還のため執拗に攻撃を仕掛けたことで両者は地球に落下して雲を突き破り星元市の獅子尾山に墜落、この時にオニキスこと封印したゼ・ズーゲートを狐ヶ森に落としてしまう。
地球の滅亡は回避できたものの、この一件がユウマの両親を死に追いやり、その後も地球で頻発する怪獣災害の発端<K-DAY>の切っ掛けとなってしまった。
……そして16年の時が経ち、ユウマを助けるべく融合したルティオン(アーク)の力が回復してから3ヶ月後、ゼ・ズーゲートの封印を解きにゼ・ズーの腹心が地球に現れるのだった……。