超次元大決戦!光と闇のアーク
ちょうじげんだいけっせんひかりとやみのあーく
「想像力」を、超えろ!
2025年2月21日に全国劇場で公開の『ウルトラマンアーク』劇場映画作品。
2024年11月23日にTSUBURAYA IMAGINATION及びウルトラマン公式YouTubeチャンネルで配信された「ウルトラマンアーク&ブレーザー オンライン座談会」にてディザービジュアルと特報が発表され、その後12月20日に本予告が解禁された。
脚本と監督はTVシリーズでメインを務めた継田淳と辻本貴則がそれぞれ担当。辻本がウルトラシリーズの劇場映画作品を担当するのは初めてとなる。
ゲストとしてユウマに挑戦する謎の男・サスカル役で竹中直人が出演する他、声の出演としてTV本編でザンギル役を務めた唐橋充の妻・水野美紀が出演する。
例年通りTV本編終了後のストーリーと思われていたが、年末に公開されたTV本編最終盤のあらすじでのストーリー展開からファンから時系列的な扱いについて議論が為されていた。
年明け後の1月4日に、映画情報サイトで第21話と第22話の間に起きた出来事であることが明かされた。
(情報サイト側のミスによる早バレだったらしく後に修正されている)
なお、伏線自体は張られており、
- 22話で、「シュウが物語開始時点で右腕を負傷していた」「SKIP専用車の車体に傷がつけられていた」といった前回にはない描写の他、「雨に絡んだ怪獣事案があった」といったことが語られたが、なぜかいずれも詳細については掘り下げられなかった。
- 特別総集編3(時系列上は第23話より後)で中村さんが、「もう1体アークが出てきたような…(中略)…なんか黒っぽい…」とギルアークと思われる存在について言及する。
といったシーンがあった。
これまで制作されてきた劇場版の大半が最終回の後日談だったことを踏まえると、極めて珍しい事例と言える(これ以外で後日談ではなかった劇場版作品は、平成で『光の星の戦士たち』、『超時空の大決戦』、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』、『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』等があったが、元号が令和に変わってからは初となる)。
なお(総集編作品を除き)TVシリーズ終了後に後日談ではない劇場版が公開されるケースは『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に続き二度目である且つ同作以来。ただしこちらは単独のお祭り映画の側面が強いためTVシリーズのスタイルをそのまま用いた正真正銘の劇場版という意味では本作が初めてとなる。
また、公開前から具体的な時系列について明言されているのも珍しい。