前後のストーリー
予告
それは小さな怪獣ドリちゃんに姿を変え、夢を次々に叶えてくれる。
でもドリちゃんに危険が迫ったその時、アオイさんは恐ろしい願いを叫んだ!
次回、ウルトラマンアーク『夢咲き鳥』
走れ!ユウマ
あらすじ
リンの同級生であり小説家を夢見る雑誌編集者の芝アオイは、夢を追いかけつつも仕事に忙殺される日々の中で鬱屈とした生活を送っていた。
そんな彼女の前に、謎の赤い玉が現れる!?
それはアオイの夢を次々と叶えてくれる魔訶不思議な存在だった。
だが、そんな幸せな生活が邪魔されたアオイは、皆の前で恐ろしい願いを叫ぶのだった……!
余談
- 本話の脚本は中野貴雄が担当しているが、電子番組表では何故か前話で脚本を担当した三浦有為子の名前が連名で記載されている(ソース)。
- アオイの上司役で、芸人のチャンス大城氏がゲスト出演している。
- 今回のエピソードに合わせてか、ツブイマでは『ウルトラマンガイア』の関連作品が配信開始された。
- 劇場版のラスボス怪獣であるキングオブモンスの再登場、劣勢に強いられるアークの前に友となったギヴァスが駆け付けて共闘する等々と、疾風怒濤の如く熱い展開が続出されたため、視聴者からの評価は概ね高いのだが、古参ファンからはキングオブモンスと戦ったガイアが登場しなかった 点を惜しむ意見が散見されるため、その意見に賛同する層からは「ガイアが登場しないのならば、キングオブモンスではない別の強豪怪獣を登場させても良かったのでは…?」と疑問符を浮かべられている(この他にも、キングオブモンスの相方達であるバジリスとスキューラの未登場を残念がる声も少なくなかったが、これについては尺の都合に加えて2体の着ぐるみが現存しておらず、新造する余裕がなかった事も登場が見送られる理由のひとつとされている)。
- 無論、古参ファンの中にも「『キングオブモンスの登場=ガイアの登場の図式』と勝手に決め付けて勝手に騒いでいた一部のファンが悪い」「あの流れでガイアが出てくるのは不自然」「何の伏線等もなくいきなりガイアを登場させるのはおかしいと思う」「世界観や設定に合わないから寧ろ登場させなくて良かった」との擁護意見も存在している。一方で、公式もキングオブモンスの登場に合わせる形でガイアSVのソフビを販売したり、このエピソードの放送・配信に合わせる形で他にも『ガイア』に関連した企画・宣伝を行う等、(そういった意図はなかったのかもしれないが)ファンの期待を煽りかねないことをしていたことも事実であるため、「勝手に騒いでいたファンも大概だが、ファンに色々と誤解を与えかねないようなことをしていた円谷プロ側のやり方にも問題がある」という意見も存在している(少し前にも、ブレーザー客演回なのに前作キャストが登場しなかった第19話の件もあったため尚更である)。
- このような結果になった理由としては、『タイガ』~『デッカー』までの間は「過去作のウルトラ怪獣が再登場=因縁のあるウルトラマンもサプライズ登場する」という図式だった為と考えられる。
- …とはいえ、アークとギヴァスの構えがガイアとアグルを彷彿とさせるものだったり、ギヴァスの戦闘方法とXIGアドベンチャーの機能が共通していたりと所々にリスペクトを込めた演出がなされており、それを補うかのような措置はなされている。
- また、キングオブモンスとアークの対決も「人間の想像力から生まれた存在」としての共通点があることから、ある意味うってつけの相手同士だったと言える。
- そして何より、本話の感想で賛否が巻き起こる中でも、「久々に実写映像で大暴れするキングオブモンスが見れて良かった」という素直に歓喜する意見が一際多かったのは言うまでもないだろう。
- 因みに今回登場したザンドリアスもキングオブモンスと同様、映像本編で再登場した回で縁のあるウルトラマンと共演しなかった怪獣である。
- 今回のザンドリアスが防衛隊に撃たれるシーンを見て、帰ってきたウルトラマン屈指のトラウマエピソードと謳われた『怪獣使いと少年』が脳裏に浮かんだ人もいるはず。実際、(キングオブモンスを生み出した)アオイの身勝手な行動を非難する一方で「何もしていないのにザンドリアスが可哀そう」「あんな事されたらアオイがキレるのも当然」「いくら何でも(防衛隊の行動が)軽率過ぎるのではないか」「一瞬、この人の言葉に共感してしまった」と口実する視聴者も少なくなかった模様(最も、第6話における石堂シュウに至っても、クロコ星人に対し彼の事情をまともに取り繕うともせず、一方的に敵意を剥けるという本編の防衛隊と変わらぬ行動を犯しかけてはいたが)。
関連タグ
- 激突!ウルトラビッグマッチ!:5年前のウルトラマン作品で丁度同じ日に放映されたエピソード。劇場版初出の敵が意外な形で登場したという共通点がある。
- 夢へと走る道:同年に放送されているスーパー戦隊のエピソードで、こちらもヒロインに対する嫉妬に駈られた親友のエピソードである。