演:辻凪子
概要
第21話「夢咲き鳥」に登場。
夏目リンの同級生で、「子供たちに夢を与えるSF作家になりたい」という夢を抱いている。
卒業後は零細出版社で働く傍ら執筆に励んでいたが、上司に仕事を押し付けられる毎日に嫌気が差しており、そんな時に現れたあらゆる願いを叶える赤い球はドリちゃんというザンドリアスとよく似た子供怪獣の姿を取り次々と願いを叶えてもらう。だが、そんな幸せな生活も怪獣の通報を受けた防衛隊によって終わりを告げ、防衛隊によってドリちゃんが攻撃を受けてしまい、絶望した彼女は「こんな世界ぶっ壊れてしまえ」と皆の前で叫んでしまい、最強の怪獣・キングオブモンスを出現させてしまう…。
現れたウルトラマンアークがキングオブモンスに大苦戦を強いられる中、アオイはリンと共に逃げようとしていたが、リンが逃げ遅れた子供を助ける姿を見て、自分の夢を思い出しながら、「私、なんて事したんだ……」と自らが犯してしまった事の重大さを知る。
そして、キングオブモンスに踏まれまくるアークを見ながら、「私が間違ってた!助けて!誰かウルトラマンを助けて!!」と叫ぶことしかできなかった。
しかしその助けを求める叫びはある巨像に確かに届いていた。
キングオブモンスの猛攻に苦戦するアークの前にアオイの必死の叫びを聞き届け、それに応えるかのようにギヴァスが月から駆けつけたのである!
「ギヴァス……?」
リン「友達、って意味だよ……!」
その後はギヴァスとアークが連携を取りながらキングオブモンスを倒し、赤い球が消えるを見届けた。
騒動が終わった後、彼女はまた今までの生活に戻ったことがあかされている。
しかし、ドリちゃんの声を聞いて、彼女はまた奮起しながらその生活を生きようとするのだった。
リンによると、「笑いながら話す時は何かある」とのこと。
余談
脚本担当の中野貴雄曰く、彼女が職場でやっている仕事は地下アイドルのインタビューの文字おこしとのこと。5人ぐらいが一斉に喋るので誰が誰だかわからなくなって死ぬやつらしい。
チャンス大城演じる砂城社長も「ザギンでシースーどうすかヘラヘラ」もふざけているわけではなくちゃんとした営業。孫請けの編集プロの経営者も苦労しているのを伝えたかったらしい。
「決して悪い人間ではないが社員に対して無神経で勝手に仕事を増やしてしまう困った人」という人物像で、「小企業の社長あるある」とSNS上で話題となった。
関連タグ
山神サトル:こちらもリンの知人で、アオイ同様に隠し事をする際に癖があった。
新星勉:同じく赤い球を手にした少年。こちらも色々と球に願いを叶えてもらっていたが、怪獣を呼び出すことはなかった。
鹿島田浩:同じく赤い球に願ってキングオブモンスを生み出した少年。こちらはいじめっ子であり、上記の勉を常にいじめていた。
平間優:上記の勉の親友。現実の世界に嫌気が刺して赤い球に世界の破滅を願ってしまった。
八雲みたま、瀬奈みこと:自分の境遇を理由に世界の滅びを願った女性繋がり。因みに彼女達の前に現れ、その願いを叶えさせた存在は赤い球などではなく…。