概要
「主観的には他人の方が優れているように見えても、実際にはそうでもない」という意味。
同義語で「隣の芝生は良く見える」、類似語で「内の米の飯より隣の麦飯」「隣の花は赤い」「隣の糂汰味噌」とも言われる。
自分の家の芝生は、庭に出て正面から眺めるために傷んだところがよく見えるが、隣の家の庭は柵を挟んだ斜めから見下ろして見るため、傷んだところが見えず綺麗に映ることに由来する。
同義のことわざは海外にも存在し、英語では「The grass is always greener on the other side of the fence.」と言う。
関連項目
就職・転職:「隣の芝生は青い」の典型としてよく例えられる。憧れの業界や同業他社に入ったら、イメージと実態の乖離に絶望したという話は枚挙に暇がない。