DATA
別名 | 巨大顎海獣 |
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身長 | 73m |
体重 | 5万3千t |
出身地 | 中原耕平のブレインワールド |
概要
鹿島田浩の子分の一人、中原耕平が考案した怪獣(DVDの解説書によると、名前の由来は海の怪物「スキュラ」と耕平が得意としている「スキューバダイビング」を合わせたもの)。
水中での活動に特化した怪獣ではあるが地上でも意外と動きが素早い(陸上はマッハ2、海中はマッハ3の速度で移動できる)。武器は自分の腹まで開く巨大な顎「シークレットジョー」での噛み付きと、体当たり攻撃「スキューラッシュ」。大怪獣バトルではオリジナル技として口から高圧水流を放つ「スキューウォーターブレス」や尾鰭で叩きつける「スキューテール」も使う。
海中では尾鰭を素早く動かして遊泳する他、ティガのハンドスラッシュを浴びてもひるむ程度で済む程に体皮も頑丈。
耕平の考えたデザインはキングオブモンスの腹部としてコンセプトのみ取り入れられてしまったが、赤い球に操られた平間優が世界の破滅を願ったことで「無限の増殖」の力によりキングオブモンスの腹から分離して実体化した。
耕平が作った粘土模型でも顎の開閉ができるあたり、戦法についてもあらかじめ考えられていた思われる(ソフビでも開閉ギミックがある)。ティガと戦うだけあり、フォルムは超古代怪獣に近く、戦った場所もティガの最終決戦の場所である海であった。
最終決戦では海中でウルトラマンティガをシークレットジョーで挟んで苦しめたが脱出され、ゼペリオン光線で倒された。
ちなみに再編集映画『新世紀ウルトラマン伝説』ではカンジ少年らのカンペを見たティガが拘束を脱し、突進してきたスキューラにゼペリオン光線を浴びせるという流れになっている(原作では突進はシークレットジョーでの拘束の前に行っている)。
派生作品
大怪獣ラッシュ
大怪獣バトルウルトラコロシアム
停泊していたスペースペンドラゴンMk-Ⅱをベムラーと共に襲った。
今回のバトルはベムラーとの2連戦であり、勝利すればストーリークリアとなる。なんでわざわざ不利な陸上にスキューラが現れたのかは不明だが、恐らく物語の黒幕に召喚されたからだと思われる。
大怪獣バトルウルトラアドベンチャー
原点同様キングオブモンスの腹から分離し、バジリスと共にレッドキングと戦う。
途中参戦した巨大カネゴンにシークレットジョーで噛みついたが、背中につかまれたのを振りほどこうとして落下してきたバジリスと衝突し死亡する。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
キングオブモンス、バジリスが参戦するなかスキューラのみ未参戦の状況が続いていたが、2020年7月に新規3Dモデルが製作され、ようやく参戦を果たした。
ステータスはHPと防御力が高いディフェンスタイプ。固有スキルの「赤い球の共鳴」は味方怪獣が攻撃を受けた際に身代わりになる能力で、力・速属性怪獣(キングオブモンスとバジリスが同属性持ち)の身代わりになった際は防御力が大アップする。
スキル解放により攻撃対象の攻撃力を中ダウンさせる効果も追加される。また、必殺技の「シークレットジョー」は攻撃対象の移動力を低下させる効果を持つ。
余談
- 初稿段階での名称はシーバ。
- 「○」がモチーフで口が開いた姿が「○」になっており、シークレットジョーはは操演によって動かされている。
- ゲーム媒体においては何かとキングオブモンスとバジリスからハブられる傾向にあり、かつてのアーケード版大怪獣バトルでは、他の2体に先んじて、怪獣カード化されていたもののストーリーモードではスキューラのみ登場しなかった。
- 大怪獣ラッシュに至っては彼らを差し置いて、唯一プラズマ怪獣化している。
- スキューラと水中戦を繰り広げた際のティガは何故か水中戦が得意なパワータイプにはならず、マルチタイプのままであった。大人の事情といえばそれまでだが水中でのスピードにも優れたスキューラと渡り合うためにバランスの取れたマルチタイプのままで挑んだのかもしれない。
関連タグ
地球魔獣(成体):同じく巨大な顎が特徴の特撮怪獣。