演:西興一朗
概要
本作では組織的に歴代の防衛チームとは異なるが、従来のウルトラシリーズでいう、隊長ポジションに当たる人物である。
子供のころ恐竜に夢中になり、好きが高じて化石発掘・調査研究にいそしみ、地質学の道へと進む。その知識を人のために役立てようとSKIPへ。専門の話になるとついつい夢中になるが、親しみやすく的確な指示ができる頼れるリーダーで、時に驚くほど大胆な判断もくだす。
休日には家族に手料理をふるまう良き父親で、本人曰く「自分の作るチーズケーキは絶品」とのこと。カフェを経営するのが夢だったとも語っている(実際、ある事件でSKIPの存在そのものが抹消された際には、カフェの店長として活動していた)。
多感な年頃の一人娘・ツグミにいつも気をもんでいる。
また柴犬が好きで、会社のオフィスや自身のデスクに柴犬の写真を置いているが、家族に犬アレルギーがいるため飼うことができない模様。
『ウルトラマンブレーザー』の世界では、救護班の班長としてGGFに所属している。
余談
- 演者の西氏は「爆竜戦隊アバレンジャー」にて主役のアバレッド/伯亜凌駕を演じた。仮面ライダー関連では「仮面ライダーW」にも出演しており、本作を持って三大特撮制覇を果たした。
- 偶然か否かヒロシには上述の通り若い頃は恐竜に夢中だったという設定がある。
- プレミア発表会ではお約束のメインレギュラーと監督の変身講座でもアバレッドネタを入れており、辻本監督に「円谷と東映の偉い人に怒られて、ネットニュースでそこだけ抜かれるよ」と突っ込まれ、発表会終了後のネットニュースで本当に切り抜かれている。
- カウントダウンメッセージでも「あなたの考えるオリジナルアーマー」という質問に「アバレアーマー」と言って、フォントもアバレンジャーのタイトルロゴっぽくなっている(大丈夫?怒られたりしない?)。また恐竜が出てきたと言った際には恐竜戦車の鳴き声が使われてる。
- プライベートでウルサマに遊びに行ったときにも伯亜の衣装で写真を撮った物をSNSに上げており辻本監督につっこまれている。
- さらにウルサマ2024の後期ライブステージに出演した際、観客の子供が「レッドキングが暴れてた」という言葉を聞いて「レッドが…アバレてた!?」「なにか別の記憶が……」という一幕もあった。
- 尊哉の部屋にゲスト出演した際にもヒロシの衣装の下に伯亜の衣装を着込んでおり、MCの青柳尊哉氏にも突っ込まれ青柳氏もニュースコーナー「尊哉の目」に移る際にアバレンジャーのポーズを取っている。公式Xも悪乗りしてゲスト紹介の時にアバレと入れている。
- ウルトラマンブレーザーのキャストとの座談会ではブレーザーブレスを使って変身する際にアバレンジャーと同じブレスなのを狙ってアバレンジャーの変身ポーズを取ろうとしており映像で❌を出されている。
- 自身の息子が当時『ウルトラマンデッカー』にハマっており、息子が夢中でウルトラマンを見てた為、マネージャーに「ウルトラマンにゲストでいいから出れない?」とデッカーの頃から円谷にアプローチを仕掛けてたようである。
- アバレンジャーの俳優がウルトラシリーズに出演したのはいとうあいこ(樹らんる/アバレイエロー役→『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』ジングウジ・アヤ役)に次いで2人目で、戦隊レッド役の俳優がウルトラシリーズの隊長として出演するのは嶋大輔氏(『超獣戦隊ライブマン』天宮勇介/レッドファルコン役→『ウルトラマンコスモス』ヒウラハルミツ役)以来となる。
- また、同年の長編アニメ映画「ULTRAMAN:RISING」の一場面にてアバレンジャーの戦隊ロボと思われる玩具が映っている。
- 西氏は最初隊長ポジのため厳格な人物と思っていたが、最初の台本を読む中で渋川一徹のようなにどこにでもいる明るい普通のおじさんを意識してるとのこと。
- 名前の由来は、ウルトラマンメビウスの人間態のモデルとなったバン・ヒロトと同様、『帰ってきたウルトラマン』の企画段階での主人公名「バン・ヒデキ」からもじってる。
- デスクに置かれている柴犬の写真は、辻本監督回常連の監督の愛犬「むーちゃん」である。
関連タグ
防衛チーム隊長の系譜
ヒルマ・ゲント → 伴ヒロシ → Next Captain…