概要
SKIP中部地区・フジヤマ市分所の所長(ただし、人間のメンバーは彼1人)。
同分所に配備されているチャッピー(後にまいこッピー)とは凸凹コンビ。
かつては地球防衛隊に所属し、深海怪獣アリゲトータスを捕獲した功績でSKIPに引き抜かれた。そのアリゲトータスに「ピーター」と名付け、現在も家で飼育している。
人物像
本人いわく防衛隊時代はブイブイ言わせていたらしいが、現在ではフジヤマ市にほとんど怪獣が出現してない(過去10年でもたったの2回。方や地底から顔を出して引っ込んで終わり、方や上空を通過しただけと全く被害なし。曰く「オリンピックより頻度少ない」)経緯から暇を持て余す毎日を送っている(劇中では電話がかかってきたが、ラーメンの出前の間違い電話だった)。
性格は平和ボケしてしまったせいか、本当に元地球防衛隊員なのかと疑いたくなる程に能天気(もっとも、これは本人の気質よりも、フジヤマ市での活躍の無さから腐っていたと見る方が正しい)。
アークは「どこの誰かは知らないけれど誰もがみんな知っている」として前向きに捉えており、ラストではアーク達の活躍を見て心機一転、もう一度花を咲かせるよう努力する意気を見せた。
動向
チャッピーとアークのデータを見直す内に、その活躍に触発されたイチロウは上記の通り意気込んだ…
…直後、本部からの辞令で東北の分所に異動となった……(これにはチャッピーも流石に「ドンマイ」と慰めていた)。
その後、3ヶ月間もの短期間で東北から九州へと様々な分所を3回もたらい回しにされ、新たな赴任先である関西のミヤコ市分所でまいこッピーと邂逅(どこの分所も怪獣が全然出現しない地域だったため、職員が自分(所長)とAIロボットしかいなかった模様)。
まいこッピーのアークに対する過度な憧れに満ちた言動に辟易しつつも、改めて(異動続きの忙しさで知らなかった)アークの活躍と〈オニキス〉案件のデータの見直しをしていた。
その最中、ふとイチロウは「ウルトラマンって他にもいるのか?」との疑問を口にするや否や、まるで何かの予兆のようにまいこッピーの飾っていたアークの写真が倒れだし、まいこッピーとともに震え上がるのだった……。