「 ユピーにおまかせ! 」
DATA
概要
SKIP星元市分所で調査員と共に行動する自立AI搭載型ロボット。「ユピーにおまかせ」が口癖。
ウサギを思わせる、ロボコンやカブタックにいそうな青くて丸っこいボディをしており、両目と胸にカメラ、胸の中央に拡声器、肩に照明、怪力の両腕には消火器など様々な機能を持つマルチノズル、膝と脛に高速走行用のタイヤとあらゆる機能を備えている。
人間とほぼ変わらない情緒を持つ高度なAIを有しており、動揺したり怒ったりと非常に感情豊か。
電気を動力源としており、家庭用のコンセントで充電が可能。
また頭と胴体の分離も可能。分離した頭部のユーはドローンとして陸海空での調査を行う間、胴体のピーは地上で様々な任務をこなす。ユーを切り離したピーは首のハッチが閉じ、胸の下から舌を模した部品がせり出す。分離後は双方別の人格を有するようであり、お互いで会話をしたり「ユピー」と一緒くたに呼ばれると、正式名称で呼ぶように訂正をするこだわりを持っている。
夏目リンによって開発され、彼女が昔飼っていた愛犬の名前から命名された。彼女からはお小遣いを貰っていることが第18話で判明した。
第8話では星元市の物価高に伴い、節電のために電源がオフにされていた。その後、リンの改造で物理ボディなしでもネット世界に入れるようにカスタマイズされて、初めてアークと同じサイズで共闘する場面を見せた。
第15話では普通の人間では気づかない存在に気づいており、オニキスのある場所でのアークの戦闘でもアークを押さえつけてるそれに気づいたユピーは、リン達にモニタリングした画像を拡大して送りシュウの銃撃のスコープ役として援護している。
第22話では、柱の力によって世界が改変された結果、喫茶店オーナーとなった伴ヒロシの飼い犬となっていた。
同型機
有効性が認められたのか、同型のロボットがSKIPの制式装備として量産されて、各分署に1体ずつ配備されており、大阪のツッピー、フジヤマ市分所のチャッピー、ミヤコ市分所のまいこッピー等が存在している。ツッピーは関西弁で喋る陽気な性格、チャッピーは乱暴な口調の強気な性格、まいこッピーは京都弁を話す女性型と、各個体によってAIの人格も異なるようである。
余談
名前の由来はSF映画『禁断の惑星』のロビー・ザ・ロボットと思われる。
CVの広瀬裕也氏は過去に円谷ヒーローシリーズの『SSSS.GRIDMAN』および『グリッドマンユニバース』にて響裕太を演じていたが、ウルトラシリーズに出演するのは今作が初である。
デザイナーは武藤聖馬が担当。
起動音には黄色い子守りロボットの物が使われている。
ヒロシの飼い犬となった際の写真は、本作のメイン監督である辻本貴則氏の飼い犬「むーちゃん」のもの。
打ち合わせの段階ではコーヒーメーカー等いろんな案があったが最終的に辻本監督の発案で飼い犬に定着している。
立体化
8月31日にウルトラ怪獣シリーズでソフビ人形が発売している。
第一話からの登場にもかかわらずソフビ人形の発売が遅れたのは、発売日の放送回でアークと肩を並べて共闘する活躍があったため、それに合わせて発売するためだと思われる。
関連タグ
猛毒怪獣ガブラ/ムカデンダー:どちらも頭部と胴体を分離して戦った怪獣(ただし、前者は主人による遠隔操作)。
デュラハン:頭部と胴体が分離して別行動可能なキャラの一覧有り。