シュウ「いつかお礼を言わなきゃですね、ウルトラマン…アークに」
ユウマ「ウル、トラ…?」
シュウ「いつまでも『謎の巨人』…では失礼です。美しいアーク(円弧)だ…」
ユウマ「アーク………“ウルトラマンアーク”…!」
データ
概要
『ウルトラマンアーク』に登場するウルトラマン。飛世ユウマがアークアライザーとアークキューブを使用し、光の使者・ルティオンと融合することで変身する。
その姿はユウマが幼い頃に描いた「さいきょうのヒーロー」と酷似している。
第1話の時点で既にユウマはルティオンと出会っており、劇中の冒頭ではディゲロスと戦っており、他にもニュース映像ではあるがゴモラやレッドキング(OPのクレジットや児童誌『てれびくん』における記事によると二代目)とも戦っては撃破している。第3話にてユウマとの出会いが描かれ、16年前にモノゲロスと交戦しながら地球に飛来(この時は目撃者がユウマしかいなかったため、認知されなかった)。16年後、ユウマがSKIPに初出勤した日において再びユウマとルティオンが再会し、ディゲロス戦が初変身となった。
変身の制限時間は約3分。ただし、劇中ではぴったり3分間というわけではなく厳密には十数秒遅れているため、あくまでも「地球時間で大体3分間」という扱いの様である(第一話ではスマホ撮影という演出のためタイムカウントが表示されており、戦闘時間が3分18秒40、直前に石堂シュウを救助した時間を含めれば更に長くなると思われる)。
後述の形態に変身すると更に戦闘時間が伸びる(ただし、解除してもタイマーが点滅したままなので、あくまでもやや延長する程度かと思われる)。
掛け声は近年では珍しい低めの声で、エースに近い雰囲気。
戦闘中では掛け声以外は喋らないが、ユウマと融合しているルティオンが助言を授けることがある。
また、変身前から鏡などを介してユウマと会話および意思疎通は可能。
ぐんぐんカット
第1話、および第3話における変身シーケンスは、ユウマがアークキューブを装填して絵柄を揃えたアークアライザーを掲げることで背後にルティオンの上半身が出現し、ウルトラマンアークとしての姿になりながらハグをするかのようにユウマに覆い被さって融合(この際、右頬をユウマに向けるように顔を傾けるという家族に対して行う親愛のハグを彷彿させる動作を行う)してからぐんぐんカットへ移行する。
「ウルトラマン本体が別空間から出現し、変身者と融合する」という変身パターンは、シン・ウルトラマンに近い(他は前作のブレーザーを含め、大体最終回かその前話で一旦変身者と分離し、最終決戦時に再融合するというパターンがほとんどである)。
第2話ではアークアライザーを左手に持って掲げた瞬間にユウマがアークの姿になり、第四話からは左手で掲げた瞬間から光りに包まれてぐんぐんカットが始まるようになった。
ぐんぐんカットは、まず左腕の拳を上げ、途中でアークから見て右下の方向へ何かを抱きしめるかのようなポーズで振りかぶってから、最後に右腕拳を突き上げるという三段階を踏む。
名前
これまで特撮ヒーローものに登場した「アーク」の名は、大天使の「大」にあたる「Arch」をイメージしたものが多かった(発音から「悪」を連想させる事も重なり、規格外の大きさだったり強大な力を有していたりする敵役ばかりに使われていた)が、こちらのスペルは「Arc」。この意味は「円弧」に加えて、アメリカのスラングでは「ヒーローの成長の過程」という意味合いもある。
劇中では当初「謎の巨人」という呼び名で言及されていたが、飛び立つ際に虹色の円弧を描いたことから、石堂シュウによって命名された。
(※)当人曰く「いつまでも謎の巨人では失礼ですからね」とのこと。
なお、「アーク」の部分はシュウによる命名だが、「ウルトラマン」の部分は地球での出現当初から防衛隊内で呼ばれていた呼称であるとX(旧Twitter)の「おしえてツッピー」で明かされている。
ウルトラマンの名を名付けるのが主人公ではない前例は、ウルトラセブン(命名者はウルトラ警備隊で、劇中で初めて名を呼んだのはアンヌ隊員)を始めとし、ティガ(ユザレ)やダイナ(ミドリカワ・マイ)などと少なくない。
外見
近年では珍しい、王道な赤銀の体色が特徴。首元の黒いラインも相まって、ウルトラマンオーブのオーブオリジンのようなシンプルな配色。
昨今のウルトラマンに黒が使われる事自体は珍しくないがアークは首元から肩・カラータイマーの所までだけが黒く、それ以外の部分には黒が無いある意味珍しい配色をしており、一見すると黒いアンダースーツの上にウルトラマンのスーツを着ている様にも見える。
頭部には特徴的な部分が多く、額にはビームランプを思わせる菱形のクリスタル「アークストーン」、F1カーのカウルを思わせる隙間があるヒレ状のトサカ、側頭部に走る水色のクリスタルライン、という独特のデザインとなっているが、形状そのものはやはりシンプルにまとまっている。
目つきはタイガやレイガに近く、しかめっ面を思わせる目の中には集中線が走っており、瞳のような造形になっている。
また、逞しく張った大胸筋や少し盛り上がった肩、6つに割れた腹筋など、筋肉の造形も特徴的。
平成以降(特にニュージェネ)で多く採用されているプロテクターや肩アーマーといった装飾も無く、上記の通り原点回帰したかのようなデザインや配色から、発表当初ファンからは首から下は昭和といった声もあった。
地球人からの評価
まだ地球で活動を始めて間もないからか、作中内での世間からの評価はSKIPも含めて味方として見ているものもいれば、「怖い。何を考えているかわからない」と懐疑的な目線で見ている人も確認されている(とは言え、一話冒頭でもビルの倒壊に巻き込まれそうな民間人達を助けている映写や、助けたシュウからも感謝されていることから、少なくとも『目付きが悪い』と言う似たような理由で第一印象が悪かったストーリー前半までのウルトラマンジードよりは信頼はされていると思われる)。
正式的に名付けられた2話以降(3話は過去の回想であるため除外)はメディアを通してウルトラマンアークの名が世間に知れ渡り、第4話では星元市の人々がネズドロンに苦戦していたアークを応援したことでソリスアーマーが覚醒するきっかけとなった。
戦闘スタイル
ファイトスタイルはどこかウルトラ兄弟の4男ことウルトラマンジャックにも似た、片腕を握り拳にして脇を締め、開いたもう片腕を手刀にして突き出すというポーズを取る。動きもダイナミックかつ豪快な動きが多かったブレーザーやデッカーらと比べると軽快なアクションで敵を迎え撃つ。
初変身となる第3話では、ビルの窓に映った自分の姿を見て驚いており、戦い方もまだ拙かった。
しかしその後の3ヶ月間で戦闘経験を積んだ影響か、第1話では特に変身しても狼狽えることなく敵と対峙、後ろから襲い掛かったマザーウーズを慌てず冷静にアークアイソードで一刀両断するなど、咄嗟の判断力にも優れている(劇中ではユウマが「少しは慣れたかな…」と呟く場面がある)。
アークアーマー入手後にも基本的にはこの鎧を着ないすっぴんの姿で戦うことが非常に多く、ユウマの成長も相まって鎧抜きでも戦闘能力は徐々に向上しつつある。劇中ではネロンガ、パゴス、モグージョン、ゲードス、タガヌラー、バザンガは通常形態でトドメを差している。
アークトリッキーテクニック
戦闘で窮地に陥ると(大抵はルティオンに「想像力を解き放て!」と呼びかけられる)、首を横に傾けながら少し考え、何か閃いた瞬間に垂直に戻す(同時に額のクリスタルが光り輝く)という独特な動作を行う。
この後、ユウマの豊富な想像力もあってか、時に豪快、時にクレバーな、型にはまらない変幻自在な戦法を見せる。
またこの動作をせずとも、木を紙撚りのように使ってリオドにクシャミをさせて吸い込まれたユーを救い出すなど、素の発想力も高いことがうかがえる。
武器
アークアイソード
中心にアークの目元と同じ輪郭を堪えた愛刀。
必殺技
技名にはSI接頭語が使われている物が多いのは攻撃力(防御力)の強さに比例して大きい単位を用いる様石堂とユウマが相談して決めたからであり、それぞれメガ、ギガ、テラ…と順に威力に応じて技名を決めている模様。
格闘技
- アークメガパンチ
- アークメガチョップ
- アークメガキック
いわゆる、通常のアークが行う格闘攻撃。
アークの行う攻撃技では最も威力が低く、使われている単位も最小である。
光線技
身体を円弧(アーク)の形で捻ってから十字に手を組んで発動させるアークの必殺光線。劇中ではシャゴンやリオド、リヴィジラ、モグージョン、バザンガを撃破した。
なお、「アークファイナライズ」という名前はアークに助けられた防衛隊の人物(十中八九石堂と思われる)が命名した物らしい。この必殺技がSI接頭語を使われていないのは、初めてアークの必殺技で呼称が決められた(=まだユウマとの相談が確立する前に名付けられた)ためである。
通常形態のアークの必殺技としては最高クラスの威力を誇り、第18話に至ってはルーナアーマーの力で既に怪獣に優勢だった状況でもアークファイナライズを使うためだけにアーマーを解除することもあった。
- アークファイナライズ(ウェーブシュート)
発射中に十字に組んでいた拳を握ることでエネルギーを収束させてムチ状に変化させたアークファイナライズ。ディゲロスのバリアを避けて横方向から頭部を貫いた。
両手拳を握って放つスペシウム光線系統の技にはウルトラマンシャドーという前例がある。
- アークエクサスラッシュ
虹色に輝く光輪を発射する技。
光輪のサイズはアーク本人の意志で自由に変更可能であり、第2話では超巨大化しドリルのように高速回転させ地面を丸形に切り裂き落とし穴を作った。
アークテラショットよりも上位の威力を持つため本来は「テラ」の次は「ペタ」の接頭語を使うべきなのだが、ユウマの「ペタは弱そう」という強い反対により一つ単位を飛ばして「エクサ」が名前に使われた(実際、ウルトラマンアークの必殺技に「ペタ」の名が付けられた技は一つも存在しない)。
基本的にアークギガバリヤー同時に使うことで真価を発揮する必殺技であり、劇中でも頻繁にこの2つの技を組み合わせた即興の必殺技でピンチを打開するシーンが見られる。無論単体での使用回数もそこそこあり、第17話ではゲードス、第18話冒頭ではタガヌラーを撃破している。
- アークテラショット
ウルトラショットの構えで手先から光弾を連射する。主に牽制や小手調べの際に使用する。
ただのキックやパンチよりも威力が高いことを受け「テラ」の呼称が用いられた。後述のアークギガバリヤーと併用することも可能。
- アークギガバリヤー
初代ウルトラマンやウルトラマン80のリバウンド光線、またはエースのエースネオバリアーと同じ動作で長方形の防壁を張る。
『Z』客演時のエースネオバリアーと同様、手で保持したまま間合いを詰める、または脇から攻撃するのが主な用途。物理的な強度も中々に高いらしく、バリヤーで直接殴ったり、割って武器にして攻撃することもできる。
また、第4話ではバリアを持ったまま後ろに下がることで複数枚並べて張る、第5,6,10話ではアークエクサスラッシュと組み合わせて即席の武器を作る、といった応用も見せた。第16話ではモグージョンを発射した光弾を防ぐためにバリヤーを自ら砕いて反射するという戦法を見せた。
- アークエクサスクリュー
水中でアークギガバリヤーを展開後、アークエクサスラッシュでこれを三等分し、エクサスラッシュを向かい合うギガバリヤーに組み合わせ、スクリューのように回転させその勢いでものすごいスピードの渦巻きを作り出す。
- アークソードフィニッシュ
- アークソードビーム
- ルーナソードクレセント
- ソリスソードエクスプロージョン
アークアイソードを使用した技。詳細は左記リンクにて。
形態(アークアーマー)
アークキューブを換装することで、アークアーマーを装着することができる。
ただし、エネルギーの消耗でカラータイマーが赤く点滅した時に使えるという、ウルトラシリーズでは珍しい使用条件となっている。
ただ考えようによっては、歴代シリーズにおいてカラータイマーが点滅した際は力を振り絞って必殺技を出すタイミングであることが多々であるため、「カラータイマー点滅=ラストスパート」とも考える事ができる(カラータイマー点滅を、危険信号ではなく相手を本気で倒す合図と称する前例はある)。
各アーマーに対応するアークキューブはアークアイソードと連動することで、超能力を発揮することができる。
ソリスアーマーキューブの力をアークアライザーで開放することで、身に纏う赤き炎の如きアーマー。
胸のソリスコアが輝くと、通常の攻撃をはるかに上回る打撃力と防御力が発揮されるようになる、接近戦が得意なパワーアーマー。
ルーナアーマーキューブの力をアークアライザーで解放することで身に纏う青き月光の如きアーマー。素早さがアップするスピードアーマーで特に空中戦で威力を発揮する。
左手にはフライングディスクのように遠距離攻撃技を投げ放つルーナソーサーと呼ばれる円形の武器を備えている。
ギャラクシーアーマーキューブの力をアークアライザーで解放することで身に纏う銀河を思わせる雄姿のアーマー。超能力がアップし、瞬間移動などの様々な超能力技を繰り出すことができる。
武器としてアークギャラクサーを使用でき、アークキューブを装填することで強力な必殺光線や剣撃を放つことが可能。
土星をイメージしたアーマー。
土星の輪のような光線を放ち、相手を凍らせることができる。
現状、『ウルトラヒーローズEXPO 2024 サマーフェスティバル』のみの登場。
余談
- デザインコンセプトはメイン監督を務める辻本貴則監督が思う「幼い頃見たウルトラマンエースやウルトラマンジャックといったシンプルなデザインのウルトラマンを子供が何も見ないで空に描くようなイメージ」と「初代ウルトラマンのCタイプの様な力強さのイメージ」をデザイナーの後藤正行氏に伝えた上で後藤氏の考えるシンプルなウルトラマンがデザインされている。
- 初稿ではアークの肩にプロテクターがついてたがよりシンプルなウルトラマンに近づけるためにオミットされている。
- マスクの覗き穴スリットがトリガー以降主流となっていた目の上ではなく、従来のウルトラマンでよく見られた目の下にあるタイプに戻っている。
- 13話までの時点ではアークの元となるルティオンの出身地は不明である。また、何故か彼のファイティングポーズがジャックのものと同じ構えだが、これが偶然なのか何かの接点があるのかも現時点では不明である。単にオマージュしただけという可能性もあるが、ネット上ではジャックの息子ではないかという声もある。もっとも、事前から二世ウルトラマンであることを大々的に公表したゼロやジード、タイガと違ってそのような事前情報はなく、あったとしてもエースとゼットの様な義理の親子の様な関係性という可能性もある。また、ゼロのエメリウムスラッシュやタイガのストリウムブラスターのような、二世ウルトラマン特有の「必殺技が親のものを彷彿させる」という要素もない。
- また、アークの意味が円弧だったり、名前の中央に長音が含まれている事から惑星O-50に関係があるのではないかとも予想されている。カラータイマー音もO-50のウルトラマンであるブルに酷似している。
- その他には、「本名は別に存在するが、地球人が付けた名前で活動する」という要素は、ウルトラセブン(恒点観測員340号)やシン・ウルトラマンとも共通する。
- もしルティオンがウルトラ一族ではないと仮定するとして、ウルトラマンアークとしての姿はユウマの想像によって生まれた架空のものであるため、グリッドマンに近い存在かもしれない(主役的立場のルティオン自身にウルトラマンの名を冠していないことから、M78星雲などのウルトラ一族ではない可能性がある(ウルトラ(マン)の名を冠していないウルトラ戦士はいるにはいるが、歴代を振り返っても全員がサブトラマンである))。
- そして第14話にてルティオン達が住まう銀河について描写され、少なくともM78星雲出身ではないことが確定(M78星雲の恒星ははるか昔に爆発して人工太陽のプラズマスパークに置き換わっており、恒星ソニアの設定と矛盾が生じる。また、本作の元凶の考え方が、宇宙警備隊と彼らの同盟関係者との思想に反する)。これにより、ジャックの息子説の可能性が限りなく薄くなってしまった(ルティオンが地球のことを知るのが初来訪からであり、地球を愛するウルトラマンの1人であるジャックが地球の事を教えないのは不自然である)。
- また、鏡を介して父親に似た声でユウマに話しかけるシーンからミラーマンを想起するコメントもあり、「顔つきがミラーマンに似ている」という意見もあってか「ミラーマンと同じ二次元人ではないか?」という考察も存在する。更に言えば、アークと共通点が多い「帰ってきたウルトラマン」と、「ミラーマン」の放送時期はほぼ同じである。
- 辻本監督のカウントダウンメッセージで「想像力ウルトラマン」であることが名言され、今回はわざと技のバリューを意図的に少なくしてると語っている。
- 上半身をアーマーで纏う点はウルトラマンエックスを彷彿させ、『ウルトラマンアーク 直前スペシャル』での歴代のニュージェネ紹介時で特に着目されていた。また、所々でジャックを彷彿させる要素があるアークに対してエックスはジャックと同様「シリーズの3作目」、「ナックル星人とブラックキングのコンビと交戦した」という共通点を持つ。
- CVの萩原氏は同年に放映された『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』に続く特撮出演となり、ルティオンやユウマの父である飛世テツヤ(2作品続いて父親を務める)も兼任する。
- 第1話の戦闘シーンにおける三分間による長回しワンカットと、ボクシングなどのスポーツの試合で表示される戦闘の時間が写る演出は、辻本監督のなかでは前々からあったものの、撮影や合成に時間がかかるため敬遠されてきた(前作のブレーザー第14話における2分半にわたるオール空中戦での長回しワンカットも、先の理由でスタッフから渋られていたと田口監督が語っている)。しかし辻本監督は「第1話のパイロットを自分が撮る今だから出来た」と語っている。
- 前作『ブレーザー』に引き続き、変身にバンクシーンを作らず、各話新規で撮影している。
- 変身時にアークがユウマをハグするのは現場ではウルトラハグと呼ばれていたようである。ウルサマ2024ではそのシーンを再現した巨大フォトスポットが展示されていた。
関連タグ
ウルトラマンコスモス:こちらも主人公が子供の頃に出会い、後に成長した主人公に憑依して共に戦うことになるウルトラマン。太陽と月を象った形態を持つことも共通する。
ウルトラマンオーブ:こちらも本編開始以前から地球で活動していたウルトラマン。ただし、こちらは何万年も前からである上に憑依型ではなく、変身者自身がウルトラマン本人というもの(より正確に言えば、ウルトラセブンのような「変身者の姿はウルトラマンが変身した仮の姿」タイプではなく、U40のウルトラ人のような「本来の姿が人間」タイプに近い)。
ブレーザー→アーク→???