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ULTRAMAN(漫画)

うるとらまん

円谷プロが生み出した特撮ヒーロー『ウルトラマン』を新たなストーリーで蘇らせた、『鉄のラインバレル』でお馴染みの、清水栄一×下口智裕によるコミカライズ作品。
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少年の体に宿る正義ウルトラマン)の遺伝子、運命の子は本物のヒーローになれるのか?

概要

初代ウルトラマンに変身していたハヤタ隊員息子早田進次郎の戦いと苦悩を描く、『月刊ヒーローズ』で連載中のSF漫画

ウルトラマンの最終回後のストーリーだが、それ以降のウルトラ戦士は地球にやってきておらず、怪獣や宇宙人の被害もそれ以降なくなった独自の世界観で描かれている(よって存在するウルトラ戦士は初代ウルトラマンと現段階では明言されていないがゾフィーのみとなる)。ただし、後発のウルトラシリーズのキャラクターをモデルにしたと思われる登場人物は数多く登場している。
また、ウルトラマンスーツパワードスーツと化しているのが最大の特徴。

ウルトラシリーズの製作スタッフや出演者の中にも本作を愛読している者は多く、『ギンガS』で監督を務めた坂本浩一氏や『オーブ』で主人公クレナイ・ガイを演じた石黒英雄氏が推薦文を寄せている。

2017年12月1日、アニメ化が決定し、公式サイトもオープンしている。2019年公開予定。

ストーリー



かつてこの世界には、「光の巨人」と呼ばれる存在がいた。光の巨人は1人の地球人と一体化し、異星人の侵略や「怪獣」と呼ばれる巨大生物による、幾多の破壊と混沌から世界を守っていた。やがて光の巨人はその役目を終え、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべきものへと帰還した。

数十年後、ウルトラマンの存在が過去のものとなった世界で、かつてウルトラマンと同化していた早田進(ハヤタ・シン)の息子、早田進次郎(ハヤタ・シンジロウ)は、生まれながらに特殊な力を持っていた。ある日突然、謎の敵:ベムラーに襲われた進次郎を助けに現れた父・早田は「自分こそがウルトラマンだった」と告白。父の危機を前に、元科特隊の井手からウルトラマンスーツを与えられた進次郎は敵との戦いに挑む。

登場人物

担当声優は、モーションコミックにおけるものを記載。

科学特捜隊

早田進次郎

声 - 木村良平 / 潘めぐみ(幼少期)
本作の主人公で、早田進の実子。
ごく平凡な男子高校生であったが、ふとしたことから「ウルトラマン」として異星人との戦いに身を投じることになる。

早田進
声 - 菅生隆之
進次郎の父で、かつて初代ウルトラマンと同化していた。現在は防衛大臣になっている。

井手光弘
声 - 江原正士
元科学特捜隊の隊員で、科学技術研究所の所長。

富士明子
声 - 桜井浩子
元科学特捜隊。現在は科学技術研究所の主任になっている。

諸星弾
声 - 関智一
現在の科学特捜隊隊員。
ウルトラマンスーツver.7.1の装着者。

ゼットン星人・エド
声 - 牛山茂
かつてゼットンを率いてウルトラマンを殺害したゼットン星人一族の生き残り。
科学特捜隊における異星人の代表的立場。

一般人

北斗星司
声 - 潘めぐみ
早田進次郎が通う高校の後輩で、進次郎の正体を知る数少ない人物の1人。
実はエーススーツの装着者であり、とある事情から、科学特捜隊とは独立して12年前の航空機爆破事件の真相を追っている。

東光太郎
アメリカニューヨーク在住のカメラマン。
自分の撮った写真で真実を伝え、社会をより良いものにしていくことを信条とする強い正義感の持ち主。
「暗黒の星」の異星人によって薬を投与された人間の襲撃に遭い、一度命を落とすが、たまたま現場で拾っておいた謎の薬品の作用により蘇生、薬品の効能により超人的な身体能力を手に入れ、ウルトラマンを模した姿をしたスーツを身に纏い、ヒーローとしての活動に身を投じていく。

遠藤庸介
声 - 山路和弘
怪奇連続殺人事件を担当していた刑事。佐山レナの父親。
かつてはウルトラマンや科特隊に憧れを抱いていた事から、新たなウルトラマンと現在の科特隊に対して「ウルトラマンの偽物」という懐疑的な目を向けている。

倉田
声 - 入江玲於奈
遠藤の部下。
どこか頼りない印象を受ける青年だが、ウルトラマンスーツを身に纏っている者が少年であることを直感的ながら察するなど、たまに優れた洞察力を見せることも。

佐山レナ
声 - 内田真礼
人気絶頂中のアイドル。遠藤の娘で、本名は遠藤レナ。
宇宙人から自分を救ってくれた『ウルトラマン』に一目惚れしている。
アダドとピグモンの一件後、所属事務所の方針により芸能活動を自粛、勉強も兼ねてアメリカへと留学するが、そこで「暗黒の星」の侵略活動を目の当たりにすることになる。

美濃
声 - 草摩そうすけ

デイブ
光太郎の友人で、写真家。
現実的な物の見方をする人物で、光太郎の熱血ぶりを危惧しているような節があり、「正しいと思ったことでもそれを実行すれば必ず代償がある」と警告する。
その後、超人的な力を得た光太郎のヒーロー活動に協力していたが、そのことが原因でドルズ星人に拉致されてしまい、最後は光太郎の目の前で射殺されてしまう。

星団評議会

メフィスト大使
地球に駐在している星団評議会の代表のひとりで、後述するアダドの直属の上司。表向きはとある大企業の会長として活動している模様。
地球人に良く似た姿をしているが、これが本当の姿なのか単なる人間態なのかは不明。

スクルーダ星人・アダド
声 - 井上和彦
星団評議会のエージェント。怪奇連続殺人事件の際に初登場した。

アワゾ星人
下層種族のエイリアン。
星団評議会からの連絡を受け、エースキラーたちに進次郎たちの抹殺を依頼する。

暗黒の星

ドルズ星人
「暗黒の星」のメンバーの1人。
ニューヨークにて人間を狂暴化させる薬をばら撒き、地球侵略の計画の下準備を進めていた。
その最中に偶然薬の効果で超人的な力を持ち、ヒーロ活動をする光太郎を目障りに感じ、彼の親友のデイブを拉致、光太郎の目の前で殺害するが、それが原因で光太郎の体に秘められていた力を覚醒させてしまい、彼の大技を受けて粉々に消し飛ばされた。
本作に登場するリメイクキャラとしては珍しく、原典のドルズ星人に非常に近い姿で描かれている。


「暗黒の星」のメンバーの1人。諸星弾と瓜二つの姿をしているが、彼との関係は不明。
だが、彼の姿を観た諸星弾が激しく動揺(弾の幼少期の記憶=暗黒の星のメンバーの1人に拉致された弾のらしき姿がフラッシュバックしていた)していることから、弾とは何かしらの因縁があるようだが…。

ペダン星人
「暗黒の星」のリーダー。

黄金の城壁
「暗黒の星」が作成した侵略兵器。

異星人の街

ジャック
声 - 藤原啓治
地球人ながら異星人の街に住む謎の人物。
異星人の暗部にも通じており、諸星に情報を提供する情報屋としての役割を担っている。
何かと進次郎のことを気にかけるなど、一見すると気さくで面倒見の良い青年に思えるが…。

レッド
声 - 斎藤志郎
賭けレスリングの元チャンピオン。
ジャックに右目を潰されたことに恨みを持ち、当初は彼を始末しに現れたが、紆余曲折を経て彼の相棒となり、現在は科学特捜隊や進次郎にも協力している。
人間社会に潜伏する際は、擬態装置を用いて、幼稚園児のような姿に変装している。

その他の異星人

ベムラー
声 - 磯部勉
本作のキーパーソンとも言えるキャラクター。
進次郎と相対する12年前から暗躍していた謎の異星人で、ウルトラマンスーツに酷似したスーツを身に纏っている。
第42話ではスーツ姿の男性の姿を取っているが、これが本来の姿なのか、単なる人間態なのかは不明。

南夕子
声 - 潘めぐみ
北斗星司の幼馴染。地球人瓜二つの容姿をした異星人
現在も北斗とは連絡を取り合っている模様。
12年前の航空機爆破事件の真相のカギを握るキーパーソンでもある。

エイダシク星人
声 - 金城大和
進次郎が抹殺の対象として最初に戦った違法移民の異星人。
以前は違法な遺体斡旋業者から地球人の遺体を購入して食事としていたようだが、劇中では何らかの事情で自ら地球人を殺し体液を啜っていた。

カッダー星人
声 - 大平原也
地球に居住を許された異星種族の1つだが、元々は狩猟民族であったため、一部は犯罪者として暗躍している。
劇中では殺人事件を犯した個体が登場。科特隊やウルトラマンに追い詰められるが、命だけは助けられる。

ブリス星人
声 - 西森千豊
怪奇連続殺人事件の際に現場に現れた宇宙人。しかし、実際には真犯人に金で雇われただけの存在にすぎなかった。
戦闘能力もさほど高くなく、終始セブンに押され気味であった。

イガル星人・ピグモン
声 - 伊藤健太郎
地球に居住している異星人の1人で、連続殺人事件の重要参考人。

ヤプール
北斗にエーススーツを提供した異星人。表向きはジャンク屋を経営しながら生活している。
12年前の航空機爆破事件のことを何か知っているようだが…。

エースキラー
星団評議会に雇われたプロの傭兵で、12年前の航空機爆破事件の実行犯。
弾に瀕死の重傷を負わせ、進次郎と北斗をも圧倒するが、最後は北斗の隠し持っていた兵器に頭部を吹き飛ばされて敗死する。

ネペンテス星人
植物に似た組織を持つ種族で、熱帯を好み、彼らの現れる場所は酸素量が急激に上昇するという。
知性は高く、地球の言葉だけでなく5000を超える異星の言語を駆使することができる。
戦闘の際には、背中の蕾のような部位から枝のような触手を伸ばして敵を攻撃する。
作中ではエースキラーの傭兵団に所属する個体が登場。慇懃な口調が特徴。
エースキラーに対する忠誠心は非常に高く、北斗がエースキラーに深手を負わせた際には激しい怒りを露わにした。
最終的にウルトラマン因子の活性化した進次郎の渾身のスペシウム光線を受けて死亡する。

ウヴェルヴ星人
作中ではエースキラーの傭兵団に所属する個体が登場。
本来、ウヴェルヴ星人は争いを好まない温厚な種族だが、身の危険を感じると機敏な動きですさまじい力を発揮する。ちなみに、平均身長3mとかなり大柄な種族でもある。
科学特捜隊との戦闘で戦死する。

用語

ウルトラマン因子
ウルトラマンと同化した人間とその子孫に現れる特殊な因子。
この因子を持つ人間は、通常の人間と比べてはるかに優れた身体能力を得るほか、能力が覚醒することでウルトラ戦士と同様、浮遊や空中飛翔なども行えるようになる。

ウルトラマンスーツ
ウルトラマンの姿を模した強化スーツ。

星団評議会
文明を持つ宇宙の星々が結んだ同盟組織。
組織自体は本編開始の40年前から存在しており、地球も7年前に加盟したらしい。
この星が異星人による侵略をうけなくなったのも、怪獣による被害が起こらなくなったことも、この星団評議会の力によるものとされる。なお、地球ではとある大企業を隠れ蓑に行動している模様。

暗黒の星
宇宙収縮現象により地球へ逃れてきた異星人たちによって結成された過激派集団。
地球は優れた種が統治すべきと主張しており、地球を自分たちよりも下等な種族とみなし、地球人に代わって地球を支配しようと目論んでいる侵略者集団。
長きにわたり水面下で地球侵略の準備を行っていたようだが、アダドの手引きにより拠点としていた施設ごと地上へと送り出され、本格的な活動を開始する。
詳細不明の特殊な薬品を地球人たちに販売し、それを服用した人間たちを使って犯罪行為を誘発させるなどの活動を行っていた。しかし、これは地球侵略用の尖兵を作り出すための実験に過ぎず、やがて、自分たちの活動拠点が置かれているニューヨークを、薬を投与した人間たちを使って侵略することを宣言する。

宇宙収縮現象
「暗黒の星」の口から語られた詳細不明の現象。
イデやエドも何か事情を知っていると思われる台詞を口にしている。
地球に多くの異星人たちが移住するようになったことと関係があるらしいが…。

余談

  • アマゾン・プライムビデオで配信されている『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』にて、作者の清水栄一氏と下口智裕氏がカメオ出演しており、単行本9巻巻末のオマケ漫画にてそのようになった経緯や、撮影の時の様子等が詳しく描かれている。
    • それによると、清水氏が『オーブ』にドハマりしてしまい、円谷プロの担当者と会った際に「どんな形でも良いので関わらせてください」と(冗談半分で)言ったところ、「じゃあ出演しますか?」ということになった。
    • ガイ役の石黒英雄氏は以前からこの『ULTRAMAN』を愛読しており、2人が出演することを知ると、サインをもらうためにわざわざ単行本を撮影現場に持ってきたほどだった(撮影後に清水・下口の両名からサインをもらった際には大変喜んでいたとのこと)。恐らく、石黒氏の推薦文寄稿はこの時の出来事がきっかけになったと思われる。


関連イラスト

ULTRAMAN
無題



関連項目

月刊ヒーローズ ウルトラシリーズ ウルトラマン パワードスーツ
清水栄一 下口智裕
鉄のラインバレル - 作者が同じ。また、ウルトラシリーズの登場人物の名前を元にしたキャラクターがいる。

外部リンク

アニメ版サイト(ティザー)

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