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HYBRID_INSECTOR

はいぶりっどいんせくたー

『HYBRID INSECTOR』は『仮面ライダー』シリーズの二次創作漫画の1つ。
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概要編集

鉄のラインバレル』や『ULTRAMAN』でお馴染みの清水栄一×下口智裕が、東映が生み出した特撮ヒーロー『仮面ライダー』を新たなストーリーで蘇らせた二次創作漫画作品。

作者のサイトでWeb連載されていたが、後述の理由で打ち切りとなった。


世界観編集

本作は7人の昭和ライダーショッカーを壊滅させた後の世界観だが、平和になった世界で仮面ライダーが守るべき人類から異形の者として敵視されるという展開となっており、作中では…


「大体さ ショッカーも居なくなったんならライダーの存在なんていらないでしょ」

「だよな あのときショッカーと一緒に全員 死んでれば良かったのにな」


……と、民衆が掌を返して仮面ライダーを迫害する有様であった。


また、かつての仮面ライダーたちもそうした社会に抵抗を続けており、敵対する者を容赦なく惨殺するなど、かなりハードなヒーロー像が描かれている。


打ち切り編集

プロ作家が執筆した作品ではあるが、あくまで無許諾の同人作品であり、後からの公式化と商業誌連載を目指していた。


ある出版社と東映との間で交渉が行われていたが、何らかの理由で交渉は決裂。同時に版権元として「見て見ぬふり」が出来なくなった東映からWeb公開の中止命令が下された為、やむなく打ち切りとなった。


Webで読むことはできなくなったが、後にコミックマーケットにて同人誌が頒布されている。


あらすじ編集

20世紀末におきた大戦で私は多くの仲間たちを失った。

それでも…それでも私たちは人類のために闘った。

やがて人類を脅かす存在、すなわち私たちの力の矛先が消滅した瞬間、

正義の使者として私たちを受け入れるために人類が付けた呼び名は朽ち、

かつて仮面ライダーと呼ばれた存在は生物学上『混成 昆虫(ハイブリッド インセクター)』と区分けされ、最後まで人間として扱われる事はなかった。


それから十数年後、混成昆虫の血を引く少年が「外骨格装着(ヘレティック)システム」を手にしたことにより、物語は大きく動き出す。


関連タグ編集

仮面ライダー 清水栄一 下口智裕 二次創作 大人の事情

アンチショッカー同盟


ULTRAMAN…同作者が手掛けた特撮ヒーローの漫画作品。こちらは正式なライセンスを得て発表された公式作品であり、後にアニメ化も実現した。「特撮本編の後日談」「主人公はヒーローの息子」「ヒーローを模した装甲を身に纏って戦う」など共通点も多い。


仮面ライダーSPIRITS…昭和ライダーを題材とした公式漫画作品。こちらも特撮本編の後日談であるが、登場する仮面ライダー達は人類に迫害される事なく共存している。


バトルスピリッツブレイヴ…こちらも過去の戦いの後に人々から迫害されて孤立したヒーロー達が主役の作品。

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