前後のストーリー
予告
衝撃波で周囲を吹き飛ばしながら飛翔する、月光怪獣デルタンダル。
激しさを増すSKaRDの空戦の下で、アオベ・エミが探るものとは何か。
次回、『ウルトラマンブレーザー』「月下の記憶」
空を切り裂く巨影を、捉える事はできるか?
登場怪獣
月光怪獣デルタンダル
主な出来事
- 各地で未知の航空現象とされる衝撃波被害が報告される中、基地で待機していたゲントとアンリの下にテルアキが報告に来る。防衛隊の哨戒機も撃墜された事からGGFは飛行怪獣と判断しデルタンダルと命名。ゲントはSKaRDの出撃準備命令を下す。
- 地球防衛隊日本支部情報管理棟サーバー室にてハッキングを試みるエミは上層部がバザンガやゲバルガをファーストウェイブ、セカンドウェイブと呼称し、デルタンダルがサードウェイブの可能性があると知る。それらはV99とされるカテゴリーに登録されており、その中に2020年に起きた爆発事故やその施設を管理しているドバシ・ユウという人物の名が浮上した直後、警備隊員が駆け付けた為、その場を離脱する。
- 日本海上空でデルタンダルを捕捉したアースガロンは対空戦闘に移行するが、空中戦を想定した能力、速力を持たないアースガロンでは捉えきれず、テイルVLSも衝撃波で全弾撃墜され、そのまま索敵範囲外の大気圏外に離脱されてしまう。
- デルタンダルが宇宙怪獣と想定されている為かゲバルガ戦同様にハルノ・レツがSKaRDの面々を叱責した上でSKaRD解散の可能性が浮上している事を告げた上でその場を去る。
- 去った直後、ヤスノブの射撃技術で捉えきれなかった事をアンリに慰められていた。
- その直後、エミがハルノを追ってその場から離れ、ドバシ・ユウこと、元地球防衛隊日本支部長官が何故、極秘機密のV99に関連しているのか問うが『そんな真似をすればSKaRDの存続に関わる』と言った上でドバシに関わらないように警告する。
- テルアキとゲントはデルタンダルは普段は積乱雲に隠れており雲が消えそうになると大気圏外に移って新たな積乱雲に移動していると推測する。
- 連絡を受け情報収集するエミはGGF内で再びハッキングを試みていた。
- その過程で、ヒルマ・ゲントが現場にいた事と死亡、行方不明、負傷者のリストの中に自分の父アオベタツキの名前を見つけて驚愕する。すると黒服の男が現れ連行される。
- 一方、アースガロンは崩落した崖崩れの現場で見つかったデルタンダルと思われる怪獣の抜け殻の回収に当たっていた。
- DNA等を調べた結果、デルタンダルは地球怪獣である事が判明する。直後、航空部隊が百丈(ひゃくじょう)島沖でデルタンダルを発見した事でゲントはMOD.2ユニットを搭載してのアースガロンの出撃を命じる。
- この際、ヤスノブはSKaRDMOPをモッピーと呼んでいた事に全員驚いていた。
- その頃、エミはトレーニングジムで運動をしているドバシ・ユウの下に連れてこられる。
- ドバシはエミの答えをのらりくらりと交わした上で『好きに調べると良い』と伝えるとその場を去っていった。
- デルタンダルを追跡するSKaRDMOPに搭乗するゲントにハルノが連絡。エミの監視を命じる。ゲントは違和感を覚えながらもハルノは『隊長として部隊を守れ』と伝えると切られてしまう。
- 小丘(こおか)市、上空に北上した積乱雲内でデルタンダルを捕捉したアースガロンMOD.2は対空戦闘に始める。衝撃波で反撃され誘導攻撃や自動照準が不能のなる。
- ゲントは大気圏外への離脱を阻止するために『ノーコンでも良いから撃ちまくれ』と指示。ヤスノブはデルタンダル対策の為に有線誘導の極超音速弾をテイルVLSに搭載してるのでそれを使うように伝える。
- だがデルタンダルは腹部から強力な破壊光弾発射して反撃され中々、狙えない状況となる。
- ゲントはブレーザーに変身してデルタンダルと空中戦に突入する。
(ここからウルトラマン、アースガロン、デルタンダルの戦闘は終始田口清隆監督の長回し合成カットで描かれる。)
- デルタンダルがブレーザーに狙いを変えたを見てアンリは極超音速弾を発射。『ノーコンでも当たる』と言われてアンリは不満を吐きながらもデルタンダルに命中させ速力を低下させる事に成功。
- それを狙ってブレーザーはレインボー光輪を撃ち込むがレインボー光輪の直撃を耐えたデルタンダルはブレーザーへ体当たりしようとする。
- すかさずチルソナイトソードを出して受け止め空中での格闘を繰り広げる。
- なんとか、距離を取ったブレーザーはライデンズフィニッシュをぶつけてデルタンダルを撃破する。
- SKaRDCPではエミがゲントを待っており、3年前の事故の事を聞く。当時、ゲントはドバシの警護任務に当たっていた事を語る。
- エミは自分の父親が事故で行方不明であり、この事故を調べたいとゲントに伝える。ゲントはエミの気持ちを汲み取ってそれを許可する
- その後、エミは事故があった施設を発見するが、潜入する前にハルノに見つかってしまう。ハルノはこれ以上、深入りしないように警告するが、エミはハルノがエミの父と友人であった事から何を隠しているのか問うが拒否されてしまう。
- ハルノこれ以上関わらない様にただ『下がれ!』と言い放つが、エミは自力で父に何が起きたのか追求する事を宣告するとその場を去って行き、ハルノはただ沈黙を守るだけだった。