前後のストーリー
予告
記録。伝える必要がある事柄を書き記したもの。
記憶。物事を忘れずに覚えていること。
次回、ウルトラマンブレーザー「スカードノクターン」
真実は雄弁に語る。
主な出来事
夜になってもSKaRDの仕事は終わらない。ミナミ・アンリとバンドウ・ヤスノブは作戦記録をまとめつつ、これまでの戦いを振り返り始める。
アオベ・エミがやってきたタイミングで、ヤスノブはアマチュア天文マニアの知人から聞いた噂として「バザンガとゲバルガの2体が全く同じ軌道を通って地球に侵入して来た経緯から、バザンガとゲバルガは同じ星から飛来して来た怪獣ではないか?」と会話を切り出す。それをネットで拡散しようとすると速攻で削除されてしまうらしく、更には1999年に地球防衛軍が撃ち落としたとされる隕石も、同じ軌道を通っていた事実から、3人は作為的なものを感じていた。
一方、ヒルマ・ゲントはナグラ・テルアキに「ブレーザーについてどう思う」か相談をする。テルアキは「ブレーザーはSKaRDの味方になる時もあれば、意図が不明な行動をとる」として不信感を滲ませるが、ゲント「未だにブレーザーには分からないことは多いが、これから知れば良い」との結論になる。
するとテルアキはゲントに「なぜブレーザーという名前をつけたのか?」を尋ねたので、ゲントは「会った時に見た光がブレーザーの光に似ていた」と答えた。
しかし、ゲントはブレーザーに何度も助けられる一方で、前回の参謀長からの「SKaRDの任務が失敗続きで存続の危機」との叱責にもどかしさも感じていた。それでも、ゲントとブレーザーは気持ちが通じ合っていると信じている。
その後、ゲントは寝落ちしていたアンリを起こすが、アンリが寝落ちするまで頑張ってまとめたデータは、消えてしまっていたのだった。
余談
- 新世代ヒーローズではお馴染みとなった総集編回であり、この回を監督したのは新世代ヒーローズで助監督としてウルトラシリーズに関わってる宮崎龍太氏が監督を務める。
- ただし、記事の概要欄の通り『第13話』とカウントされており、公式から総集編と見なされてはない。
- GGFがアマチュア天文学者の間で噂になるような事実を知らない訳がなく、恐らくこの件と同様に何らかの事情で、隠蔽工作に奔走している実態が予想される。
- この件は一般市民に対して秘匿するだけでなく、SKaRDとも情報共有されておらず、「ブレーザーをどう思う」との問いと対になっている。
- ゲントとテルアキのブレーザーに関して話してるシーンで出てきた本は、日本評論社から出版されている本が使われている。(出典)
- アンリ隊員が作成しかけていた報告書のデータが消えてしまっていた件に関しては、一見すると彼女の不注意が原因でデータが消えてしまったようにも思えるが、劇中でのヤスノブ隊員が言及した「宇宙怪獣の出自に関する書き込みが掲示板から削除されている」発言から、視聴者の間では「情報を隠蔽しようと画策する何者かの手によって、データが消去されたのではないか?」とする見方もある。
関連タグ
巨大生物の正体を追え:総集編第1回。
ブレーザー電脳絵巻:総集編第2回