ゲント「ブレーザー、頼む。力を貸してくれ!」
概要
ウルトラマンブレーザーの必殺技の一つ。
ブレーザーに変身しているヒルマ・ゲントがインナースペース内でニジカガチストーンをブレーザーブレスに装填して発動する。
所謂八つ裂き光輪タイプの技で、ブレーザーブレスのカバーを象った七枚のプレートから成る七色の光輪を生成し、敵を斬り裂く。
下記の通り、大きさや枚数は自由が利き、冷気などといったニジカガチの能力に由来した運用も可能であると推測される。
ちなみに命名はゲントだが、SKaRDのメンツからは「ダサい」と笑われて大不評だった。
戦歴
第8話・ニジカガチ2戦目
アースガロンMod.2のレールキャノンによって額のクリスタルを粉砕されたニジカガチから溢れ出した虹を文字通り掴み、ストーンを生成し習得。
強固な外皮と装甲を持つニジカガチを一撃のもと真っ二つにし撃破した。
特筆すべきはその大きさ。
ブレーザーの身長と同等の直径を誇る超巨大光輪で、その威力は堅牢な外皮を誇るニジカガチを一撃のもとに両断し、爆砕した。
なお、この時は光輪を直接掴んで投げつけている。掌や武器に展開して発射する事が通例である八つ裂き光輪・ウルトラスラッシュ系統の技では珍しいモーションである(一部から「ブーメランなどの原始的な武器みたいな扱い」と言われている)。
第9話・ガラモン戦
セミ人間の演奏が中断されたことで動きが止まったガラモンに対し使用。
小型のレインボー光輪を両手に生成するダブルレインボー光輪を回転ノコギリのように押し付け、スパイラルバレードさえ折る硬度を誇ったチルソナイト合金製のガラモンのボディーを粉々に破壊した。
この際、光輪を通常時と違い逆方向に回転させて使用しており、対象を切り裂くのではなく掘削する事を目的としていたように見える。
第10話・デマーガ戦
今回は攻撃ではなく防御に使用。デマーガが放った火炎弾を防いだ後、中央から冷気レインボーブリザードを噴射してデマーガの動きを封じるという、ウルトラディフェンダーのような使い方をした。
第14話・デルタンダル戦
従来の八つ裂き光輪と同じように投げつけて使用し、直撃を耐えられてしまうがダメージを与えた。
(ニジカガチ戦やガラモン戦と違い着弾と同時に爆発していたため刃の直撃自体は避けられていた可能性がある)
なお、作戦を考えていたのか投げる直前にはゲントと同じように額に手を当てて考えるような仕草をしていた。
第16話・モグージョン戦
モグージョンに投げつけたが腕に通すような形でキャッチされて逆に投げ返されてしまい、周辺のビルを切断してしまう。
予想外の被害を出してしまったブレーザーは慌てふためいていた。
第17話・ニジカガチ3戦目(ニジカガチ怨霊体)
以前、倒したようにレインボー光輪を投げつけたが初戦のスパイラルバレードのように虹光線で破壊されてしまう。(怨霊体の為、効果があったかも不明。)
第23話・デルタンダル2戦目
アースガロンの誘導ミサイルで墜落していたデルタンダル一匹に向けて発射し、真っ二つにして撃破した。
第25話・ヴァラロン第2形態戦
有機爆弾の敷設を阻止する為にダブルレインボー光輪を爆弾を精製する尻尾に叩き込み、爆発で自身も吹き飛ばされながらも破壊する事に成功する。
漫画版第2話・ジャランガ戦
ダブルレインボー光輪の亜種。光輪に光のロープをつけた状態で、左右に持って振り回した。閉所での戦闘ゆえに回避はできず、ジャランガ二体は切り裂かれて爆発四散した。
関連タグ
エクスラッガー:同じく『虹を掴む・掴み取る』というシチュエーションで手にした武器。
オーブトリニティ:こちらも自身の身長並みの光輪を放つ「トリニティウム光輪」という必殺技を持つ。