概要
セミ人間の侵略用ロボットであるガラモンと、それを運搬する隕石ガラダマ、そしてそれを操る為の電子頭脳に使用されている合金。『ウルトラQ_darkfantasy』に登場するガラモンの後継機であるガラゴンにも使用されている。
超高熱下で溶解された、一種のケイ酸アルミニウムのガラス状結晶体であり、グラインダーによる分解も全く受け付けないほど頑丈。その上、非常に軽い。
恐らくはセミ人間の惑星であるチルソニア遊星で生成されたものと思われる。
リビア砂漠でも同じ材質の隕石が発見されている。
その堅牢さは後の作品においても侮れないレベルであり、ガラゴンは戦闘ヘリのミサイル攻撃を受けても平気で、更には『ウルトラマンブレーザー』ではガラモンはアースガロンの武装だけでなくブレーザーのスパイラルバレードすら歯が立たず、最終的に大破したもののレインボー光輪の直当て溶断に30秒近く耐えている。後に防衛隊はこのガラモンの破片を基にして新兵器(とはいっても単に棒状に成形しただけのものを急遽転用したもの)チルソナイトスピアを制作し、ゲバルガとの戦いに使用した(後に作ったのがネクロマス社である事が判明している)。
但し『セブンガーファイト』ではガラモンはセブンガーが圧力をかけた事で破壊されており、また『ブレーザー』ではチルソナイトソードがブルードゲバルガの圧倒的質量による蹴りで破壊されている点から見て、どうやら圧力には弱いようである。
またシャプレー星人のシャプレー・ブローチは、このチルソナイトを含む合金製らしい。
チルソナイト808
『ウルトラセブン』に登場。ワイアール星人の住むワイアール星のみで産出される金属で、石黒隊員が閉じ込められていた物体の構成金属である。
合金であるチルソナイトと違ってこちらは単体の金属であるらしい。
チルソナイトソード
『ウルトラマンブレーザー』に登場する武器。詳細は該当記事にて。