概要
遥かM421からやってきた光の巨人・ウルトラマンブレーザー。
これまでのニュージェネヒーローとは一線を画す見た目や設定が話題を呼び、放送開始前から早くもかなりの注目を集める中、ある出来事が起こる。
それは2023年の「ウルトラセブン展」での、ウルトラマン達とツーショットを撮れるウルトラショットで起こった。
7/3〜7/9の間、『ブレーザー』第1話に先駆けてウルトラマンブレーザーがウルトラショットに全国初登場、一緒に撮らせてくれるというものだったのだが
- なぜかこっち側をガン見してくる。写真を撮る時もカメラではなくこちらをすごくガン見してくる
- 自分のカメラを直接向けると今度はレンズを注視する
- ウルトラクロスタッチをするとすごく顔を近づけてくる
- ブレーザーのファイティングポーズを真似ると興味津々にあらゆる角度から見てくる
- 逆に、人間のコミュニケーション(ジェスチャーなど)に無反応なことがある
……など、どこか愛嬌のある天然行動をしていた。距離感がバグってる……!!
人間もとい地球の文化にはまだまだ疎い、色々ズレているブレーザーの意外な一面が明かされ(?)、ファン達に激震が走った。
結果、どこぞの僕っ子ガンダムのように「ブレーザーくん」というあだ名を爆誕させるに至ったのである。
ウルトラマンフェスティバルでも似たような出来事の報告が上がっている。
放送翌日千葉のアリオ蘇我で行われたヒーローショーでは、先輩ウルトラマンであるウルトラマンゼロに共闘を持ちかけられるとウルァァァァと言って無視してゼロから「話聞いて〜💦」と扱いづらそうにしており更に別の所ではモルヴァイアを捕食していた。
そして……
遂に始まった第1話にて
野性的かつ本能的なファイティングスタイルで怪獣相手に立ち向かうブレーザーの様子が描かれた。
吠えたりビルをよじ登ったり部位破壊&投擲したりと、もはや蛮族にも思えるその荒々しい戦い方に、かわいさと強さを(物理的に)併せ持つウルトラマンとしてまたも注目されることになる。
余談
ブレーザーの掛け声の元ネタは「HELLO」らしい。もしかしてコミュニケーションを取ろうとしてる……?いやまさかな……
無愛想な宇宙人ことエックスや、天然キャラでおなじみゼットのような、どこか天然なウルトラマンの先駆者がいることから「天然キャラの地位取られない?」「ゼットさん大丈夫?」などと心配される声も。
なお、「ブレーザーくん」は一時期トレンド入りしたらしい。
水を差す形になるが、(ブレーザーに限った話では無いが)基本的にファンや視聴者にはブレーザーに本編で描かれてるような神秘性やかっこいいヒーロー像を抱いている者が多い。
「ブレーザー君」という親近感やユーモアをもたせる表現を作って親しみを持って扱う自体は決して間違ったことではないものの、そうした劇中の描かれ方と乖離した表現・扱われ方を苦手とする(ブレーザーをかっこいい、ミステリアスな存在として扱いたい)人がいるのも事実である。
(当然の話ではあるが)SNS等で誰かとやり取りする際は話す相手や話の流れおかまいなしに乱用するのは避け、適切な状況で用いる・扱うのが望ましいだろう。(これはセブンの「変な親父」やエックスの「無愛想な宇宙人」も同様である)
関連動画
関連タグ
蛮族ウルトラマン:上記の影響で爆誕したタグ。
ウルトラマンブレザー:駄洒落ネタ。しかし彼は蛮族であるため視聴者からは「ブレザーは着ない、すぐ破り捨てる」(要約)という評価に落ち着いている。