概要
CV:金子はりい
『ウルトラマンギンガS』に登場するチブル星人エクセラーの側近であるガッツ星人。
一応エクセラーの配下ではあるものの、エクセラーに対して敬語を使わずタメ口で話している。
相手の心理を推察する際は、「お前は今、こう言いたいんだろう?(こう言いたいはずだ)」と言って相手の声真似をするという癖がある。
戦闘力も高く、不満から蹴りかかってきたワンゼロを分身殺法で反撃して一時的に機能停止に追い込んだほど。また、分身能力を活かす事で複数の怪獣にライブする事も可能。
これまでに登場した同族と比べると(自称)宇宙最強の戦士と自負しているだけのことは有り、かなりの自信家。一方、脳筋寄りかつどこか単細胞な思考であり、考える事が苦手。おだてられるとすぐ調子に乗ってしまう性格の為、エクセラーにいいように利用されているが、本人は全く気付いていない…。
また、ギンガたちに負けたときは子どものような悔しがり方をするなど、卑劣な悪役でありながらどこか憎めないキャラとなっている。
言ってしまえば、知能が高いとされるガッツ星人の中では珍しいアホの子タイプ。
戦歴
第3話でキングジョーカスタムにモンスライブしたものの敗北。その後、暫く姿を見せなかったが、第8話にてシェパードンの体にある高エネルギーのビクトリウム鉱石に目を付けたエクセラーの命により、ガンQにモンスライブして襲い掛かり、その最中、UPGや駆けつけたギンガやビクトリーの妨害にあいながらも、分身体をファイヤーゴルザにモンスライブし直し、逆に追い詰める等善戦するものの、ガンQが再びUPGの放った反マグネウェーブ光線をもろ喰らった事でそのダメージがフィードバックしたことで逆転を許してしまい、ガンQ、ファイヤーゴルザ共々敗北し、元のスパークドールズに戻ってしまった。
しかし、エクセラーにとっては使い捨ての駒に過ぎず、その際に奪い取ったビクトリウム鉱石の高エネルギーにより、彼がモンスライブするファイブキングが誕生したため、十分にその役割は果たしたといえる。
第9話にて切り捨てたワンゼロの代わりとして再びエクセラーに実体化され、かつて初代チブル星人が子供を洗脳するために作り出したワッペンと同じ形をした新アイテム「チブルサーキット」を授かりパワーアップ(端から見れば明らかな死亡フラグだが…)。最初から2体の怪獣へ同時にモンスライブし、ギンガとビクトリーの前にまたしても立ち塞がる事となった。
そして、第13話で度重なる失敗からとうとうエクセラーに見限られ、チブルサーキットを暴走させられて理性を失い暴走。その結果目の色が青から赤になり低いうなり声しか出さなくなってしまう。巨大化してギンガストリウムと戦い互角の戦闘を行うが、戦闘中にチブルサーキットが外れたことで理性を取り戻す。
ここでようやくエクセラーが自身を騙して利用していたことに気づき、エクセラーに対して憤りの念を露わにする。エクセラーへの復讐を果たした後にギンガにもリベンジを宣言するが、直後に背後から放たれたUPGの新兵器「ビクトリウム・キャノン」が直撃し、自身が宇宙最強であることを叫びながら跡形もなく消滅した。
ルギエルが完全に滅ぶ前ならば、次作のような特別な手段を用いなくても致命的なダメージを受けると自動的にスパークドールズに戻るはずだが、前半期と違いスパークドールズに関する描写がなかったため、死亡した可能性が高い。
ボルストのライブした怪獣一覧
余談
手を震わせる動きや登場時の効果音などは、初代の描写を意識している。第13話は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の監督である小中和哉が監督を担当したため、分身シーンは同作品でのイメージを踏襲している。
関連項目
最強(笑):脳筋でしかも、何度も負けているくせに「俺が宇宙最強だ」と言い張り続ける様は、このような印象を持たざるを得ない。